カムイとの共生

2011年 3月11日、東北地方を中心に未曾有の被害を引き起こした大震災から今日で10年目。14時46分は全員で東北の方を向き、黙祷を行いました。

奥尻島も地震による大きな被害を経験した場所です。1993年 7月12日 22時17分に起きた北海道南西沖地震では高さ29mの巨大津波が奥尻島に甚大な被害をもたらしました。

奥尻島はウニ、アワビ等を中心とした豊富な魚介類や水産資源を有し、昔から基幹産業として水産業が栄えてきました。しかし地震が発生し、恩恵の海が突如津波の恐怖へと変化してしまったのです。

地震や津波だけでなく 人間は風水害、干魃、竜巻などの自然災害に文明の力で対峙してきました。先日テレビで、「大きな自然災害に対抗できた10年だった」という発言を見ましたが、私は自然環境をコントロールしようとする試みに対して抵抗感があります。

喜怒哀楽が交錯し合う複雑な海ですが、感謝とリスペクトを忘れず共に生きていく術を探したい。アイヌ文化では人間の力が到底及ばない様々な恩恵や災厄をもたらすものを「カムイ(神)」と総称しています。神威脇の海を見ながらカムイと人間との共生を考えた1日でした。

あー!お寿司美味しかったー!!!!!!

ヒンナヒンナ!(食事に感謝する言葉)