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海の幸、山の幸、人の幸

島民の方々から日々様々なモノをいただきます。

タコ、ホッケ、ソイ、カレイ、海苔、お米、ジビエ、奥尻和牛…

それだけでなく体験や体験時の機材、送迎までもお世話になっています。

今日はこれまでに頂いた沢山の食料でBBQを行いました。

私は大学4年間、多種多様なボランティア活動に参加してきました。当初私はボランティアに参加する際に「支援する側」という認識で、自分が何を与えられるかということを考えていました。

しかし活動の中で与えていただくものの多さと自分自身の非力さ、無力感に悩みました。そうした葛藤を持ちつつも活動に参加し、模索していくことで「支援する側/される側」といった認識を無くすようになりました。

そして私の中でボランティアとは「人が共に生活する中で生じる、相互間の優しさに基づいた行動」と定義するようになりました。難しくまとめましたが要は、当たり前の人間関係にわざわざ名前を付けたものが「ボランティア」ではないかと考えました。

そう考えるようになってから思考がシンプルになり、関わってくださった皆様からの優しさに対して素直に感謝の気持ちを持てるようになりました。そして私自身も相手のために何かをしたいという純粋な思いで、微力ながらも模索し行動出来るようになりました。

奥尻島に滞在する時間と比例して大切にしたい方々が本当に増えました。沢山のものをいただいていますが、私がお返しするのはこの滞在期間のみではありません。生涯大切にしていきたい、「当たり前」で「有難い」関係性が出来ました。