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悩みに悩んだ一日となりました

新たな受け入れ先での作業も2日目となり、作業に関しては問題なく、意識も徐々に高まりが見られ、考えもより深いものになっているように思われます。

残り2日となった中で更に何が出来るのかを考えることは大変難しく、個性派揃いのメンバーに共通することを見出すことも困難の一つでありました。

色々と悶々としながら考えた結果、やはり個人の考え方が最も重要であり根本にあるもので、周りから出来ることは新たな気付きを与えること、インターン生としてはその状況を作るために世話人や受入農家の方々と事細かに報告連絡相談を行うことでした。

本日のレポートはインターン生としての反省になりますが、ボランティアの方々にも活用して頂ける反省点になったと感じているため、この場をお借りしてお伝えすることにしました。

まずどんな状況下でも世話人の方と報告連絡相談を行うことは必要であり、配慮は必要だけれども遠慮は場合によっては要らないということが本日の新たな気付きでした。

元々心配性で考え過ぎる性格である私は世話人の方の時間を割いてまでお伝えすることかどうかと勝手に悩み、それが積み重なって世話人とインターン間の意思疎通が取れていない状況に繋がりました。しかし必要な情報かどうか判断するのは世話人側であり、私は必要ない遠慮をしていたことに気が付きました。

「遠慮」は自分がどう思われるかを気にして我慢すること、「配慮」は相手のためにどうすれば良いのか?を真剣に考えることであり、インターン生にもボランティアにも必要なのは「配慮」なのではないかと考えました。

ボランティア生でよくある悩みは、農家さんが忙しそうだから声をかけれない、といったものです。

一見配慮のように見えますが、長い目で見るとそこで尋ねないで行動を起こしたことで失敗した場合、困るのは農家さんになります。そのため配慮をするのであれば、疑問を持った時に聞くことが1番の解決策になるのではないかと思われます。

どうしても皆自分が1番大切で、遠慮をしてしまうのは分かりますが、ボランティアとして種子島へやってきた身であることを改めて確認したら何が大切なのかということが自ずと感じられるようになってくると考えています。

インターン生としての反省から始まった問題ですが、このことを農業以外にも関わる多くの方々に実感して頂けたら良いなぁと思います。

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