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2020年GW期間の村おこしボランティア開催は見送ります

2020年のGW期間の村おこしボランティアは、3月20日から26日まで関係者と協議を行った結果、新型コロナウイルス感染拡大の収束が見込めないことなどから、本年度の開催は見送ることといたしました。

現段階では、夏休み(8〜9月)の開催は行う予定ではございますが、今後の状況次第では見送る可能性もございますのでご了承ください。

夏休みの募集は、5月開始予定

現在、都心部で新型コロナウイルスの感染者が急増しており、予断を許さない状況です。

今後も継続して地域活性化のための支援を行うためには、この新しいウイルスを抑え込む必要があり、そのためには皆様の日々の行動が大切です。

村おこしボランティアの参加者の大部分を占める10代から20代までの若年層は、感染しても自覚症状がない場合が多いことが分かってきました。

「致死率が低いから大丈夫」「自分は大丈夫」…かもしれません。

ですが、そんな油断が他者へ感染させ、取り返しのつかない事態になってしまうことが実際に起こっています。

夏休み期間の募集は5月開始予定ですが、それまでに収束の兆しがない場合は開催を再度検討しなければなりません。

そうした事態にならないよう、皆様のご協力をお願い申し上げます。

みんなで、感染をしない・させないための努力を

現在、旅行業や飲食業、興行業など幅広い業種が経済的な打撃を受けておりますが、ECOFFも例外ではありません。

ECOFFでは主に2〜3月と8〜9月に開催する村おこしボランティアから得られる収入を元に運営をしていますが、今年は3月の活動が軒並み中止になったため、すでに資金が尽き代表理事の個人資産を貸し付けして固定費を賄っている状況です。

万一、8〜9月の開催ができなくなった場合は、新たな地域の調査や広報活動などが満足にできなくなり、地域活性化のための支援が十分に行えなくなる可能性があります。

ECOFFだけでなく他にも多くの経済活動が低迷しており、国民の生存が脅かされている状況であることをぜひ認識してください。

今はまだ目立っていませんが、これから就職をされる多くの皆様にとっても影響が出てきます。

ほとんどの方はその事を理解されていることと思いますが、改めてその事を忘れずに、常に最新情報を確認して「感染をしない・させない」ための努力を怠らずにお過ごしください。

以下に、厚生労働省からの分かりやすい対処方法の一部のリンクを掲載します。

こちらは、厚生労働省からの役に立つ問答の一部のリンクを掲載します。

もう一度、濃厚接触ができる世界に

一方で、村おこしボランティアに参加すると、地域にある資源の豊富さに気付かされます。

地域には豊かな自然環境があり、工夫次第で海の幸・山の幸がたくさん手に入ります。

そうした地域でも経済は大切ですが、都会とは異なって人間が生存するための環境は整っています。

例えば、都会に暮らしていたら衣食住を手に入れるためにはお金を使うしかありません。

ですが、地域なら衣食住を自給することができます。そうした世界をできるだけ多くの人に紹介するのがECOFFの使命です。

村おこしボランティアは、現地の方々や参加者同士で「濃厚接触」をすることで地域の人・モノ・コトと繋がって地域活性化の第一歩になるだけでなく、人生観そのものも変えるという、今を生きる学生たちにとって必要不可欠なプログラムだと信じています。

その濃厚接触があだとなり、3月、GW共に多くの地域で活動を中止せざるを得なくなってしまいましたが、コミュニケーションが希薄になってしまった現代こそ、絶対に必要なのが濃厚接触そのものです。

旅に出たくなるオンラインショップ、始まります

私たちはこれからも地域を元気付けるための活動をするために、今できることに注力します。

そのための1つの方法として、ECOFFのオンラインショップ「えこふ市場」のリニューアルに取り掛かりました。

ECOFFのオンラインショップでは、四万十川コースの世話人を務めていた作家のヒノキ家具を2012年から取り扱ってきましたが、それ以外の商品が増えることはほとんどありませんでした。

オンラインショップには「現地に行かなくても手に入ること」「CO2を大量に排出すること」「運送業者の負荷を上げること」などのデメリットがありますが、今回はそれらを改めて見つめ直しました。

「現地に行かなくても手に入ること」は、裏を返せば商品を通じて生産地や生産者に興味関心を持ってもらえる可能性を広げられるということです。

CO2や運送業者の負荷に関しては、運送方法や倉庫業者の見直しを行い、現在選択できるベストの選択肢を選ぶことにしました。

そして、「旅に出たくなる」をコンセプトに、ただ商品を売るだけではなく、購入体験を通じて生産地や生産者に会いに行きたくなるようなオンラインショップにすることにしました。

今はまだ、旅に出たくなっても行けないかもしれません。ですが、安全が確認された際にはその土地に行ってみたくなるような、そんなお店を目指します。

なお、現在の商品ラインナップは以前と同じくヒノキ家具のみですが、近日中に宝島のバナナファイバー製品や、台湾の離島澎湖(ポンフー)の作家によるアクセサリーの販売を開始します。

旅に出たくなるオンラインショップ「島巡商店(とうじゅんしょうてん)」

ピンチを、チャンスと捉えて

もちろん、正常に村おこしボランティアを開催できるようになった際のために、村おこしボランティアのシステムにも手を加えています。

具体的には、スマホでの操作性の向上や、参加したい地域を見つけやすくするための工夫、より良いプログラムにするための情報整理・共有、バックエンドの改良などです。

ECOFFの運営は実質、代表理事の1名で行っているため、それらの作業には長い時間がかかると思われますが、活動ができない事を良い機会だと捉え、今後はより強い組織になれるよう努力します。

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最後になりましたが、皆様の健康をお祈り申し上げます。一致団結して、早期収束に向けて行動しましょう!