四万十川の山でみかけた「ギンリョウソウ」「今週の1枚」では、
これまでにECOFFのスタッフがおとずれた地域の写真を紹介していきます。

 

この植物、しっていますか?
というか、植物? 草? 花? キノコ?

なんだかとってもおかしなカタチをしています。

実はこれ「ギンリョウソウ」といって「腐生植物」の一種です。

 

腐生植物とは、種子植物のうち自分で光合成をする能力がないため
菌類と共生して栄養価を得る植物のことです(参考:腐生植物 – Wikipedia

そして、そんな腐生植物のなかでもっとも有名なのがこの「ギンリョウソウ」。

この不思議な植物がギンリョウソウだと知る前から、沢登りの途中でたまに見かけていました。
その姿はほんとうに奇妙で、ある意味気味悪くさえ思っていたものですが、
それもそのはず、別名「ユウレイタケ」ともいうそうです。

この写真は四万十川の山で見かけたもので、
他の人は「きれ〜い」なんて行っていましたが、私にはこの植物はうすきみわるくって仕方ありません(苦笑)。

この植物が「ギンリョウソウ」だと気づいたキッカケはある一冊の小説。
「西の魔女が死んだ」です。

この小説は私にとって初めてまともに読んだ現代小説で、いろいろ思い出があるのですが、それは置いておきましょう。

映画化もされたのでご存知の方もおおいでしょう。
物語のなかで重要な鍵を担うのが「ギンリョウソウ」でした。

小説のなかにギンリョウソウに関しての描写があったため、
ある日突然「あれ、アレってギンリョウソウ??」と分かったのです。

そして、この写真を撮影した場所で、山に詳しい方が「ギンリョウソウ」だ!
と言ったので確信をもったというわけです。

なかなか実物をみることはできませんが、いかがでしょう?
この写真で見るギンリョウソウはキレイですか?
「ユウレイタケ」に見えますか?

 

(撮影地:四万十川 滑床渓谷 / 撮影:宮坂大智)