台湾の南の島「澎湖」でアートボランティアツアーに参加!

こんにちは、台湾淡水でインターン中の八田みゅうです! 2015年10月2日〜8日までの1週間、台湾にある「澎湖」という離島で澎湖科学技術大学によって行われたアートボランティアツアーに参加してきました。正式な名称は『2015澎湖社區「嵵裡海洋文化造藝術」志工旅遊』と言います。

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台湾に滞在している留学生等の外国人を対象にして行われたボランティアで、10ヵ国以上の国々の参加者が集まりました。

台湾の離島「澎湖」のアートボランティアツアーに参加!

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ボランティアの拠点となった舞台は、澎湖で最も美しいビーチだと言われている「嵵裡 (Shihli)」という場所です。宿から徒歩1〜2分の場所に本当に美しいビーチが広がり、最終日の夜に皆で寝そべり見上げた星は忘れられない景色となりました。

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さて、ひとくくりに『アートボランティアツアー』と云っても一体どんなことをしてきたのか、イメージが難しいと思います。ですので、ここからは7日間のツアー内容についてなどなど、写真をまじえてご紹介させていただきます!

今回参加した『2015澎湖社區「嵵裡海洋文化造藝術」志工旅遊』というボランティアツアーは、地域を舞台としたアート活動を通して、その町の伝統文化や魅力を参加者が体感することが大きな目的であったと感じています。(英語、中国語ともに語学力が不十分だったため、あくまでも体験した私自身の視点になっています。)

特に、さまざまな国からの参加者がより多くの視点からその魅力を噛み砕き、そのリアクションを返すことで、地域の方々にとっても豊かな交流の時が持たれたのではないかと感じることができました。

アートと地域体験

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主な活動は『アート』と『地域体験(学習)』の2つの領域に大きく分けることができます。

アートの分野では、メインとして「ビーチパラソルペイント」と「リサイクルサーフボードアート」の2つをグループに分かれて行いました。私はビーチパラソルペイントのグループに入りました。

パラソルを開いた時に海の生き物がまるで空を飛んでいるように見えたら、とデザインを考えペイントをしていきました。

描くモチーフの数が多いうえに、マーカーペンを使ってペイントを行わなくてはならず、同じグループの仲間と期間中三晩は深夜まで作業をしたのを覚えています。

とっても、大変でした!

ですが、完成したパラソルを開き、太陽と海の光越しに見上げたパラソルの鮮やかさはとても感慨深かったです。一方、リサイクルサーフボードアートグループは、このような作品を製作しました。

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使い古しのサーフボードを利用し、ビーチサイドを通る人がまるでサーフィンをしているかのように写真がとれるスポットを製作しました。

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澎湖はこのようなペイントが町のいたるところに描かれており、歩いているだけでも十分に愉しめます。この海に住む生き物が素敵なイラストと共に紹介されていたり、澎湖の伝統産業の方法が順序良く描かれたりしています。アートにあふれたとても素敵な町でした。

地域体験学習だけでなく南の島らしいアクティビティーも

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また、私たちは「地域体験(学習)」の分野で上記の伝統産業である、干し魚づくり体験もさせていただきました。

小さいサンマを塩水に漬け、それを網の上に並べスチームをかけて火を通し、天地を返して外で天日干し、更にそれをほぐして”身”だけの状態にして完成です。

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他にも、海洋文化(養殖)センターのようなところに連れて行ってもらい、学習をした後にシュノーケリング等の体験もさせていただきました。

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澎湖の市内も観光も

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また、嵵裡だけでなく澎湖の市街地である馬公という場所も訪れ、文化的な寺院等の見学にも行きました。

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花火大会の日程に合わせて馬公に行ったために、花火を皆で見ることもできました。

花火

他にも、澎湖の有名な観光スポットや有名な食べ物、伝統産業や工芸、建築等についてもツアー開始時に説明をいただき、もっと澎湖の色々な場所に行ってみたいと感じる7日間でした。

小学校で授業もしました

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また期間中、「アート」と「地域体験(学習)」以外に、ボランティアとして小学校も訪問させていただいています。

小学校でそれぞれの出身国について紹介するというミッションが与えられ、初めの全体でのオリエンテーション後4人ずつに分かれてクラスを担当しました。

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私は日本の最低気温を記録した旭川市(北海道)出身だったので、氷点下の世界について南の国のなかの更に南の島の子ども達にお話をさせていただきました。子ども達も興味深く耳を傾けてくれ、私自身にとってとてもよい経験になりました。

嵵裡ビーチに面した場所にある小学校でしたので、授業後は子ども達も一緒に伝統的な漁法である『引網』体験をしました。

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子ども達と力を合わせて、合わせても合わせてもなかなか引けない引網でしたが、無事に引き上げ、いくらかの魚を捕獲することができました。その魚達はその日の夕食で振る舞われ、台湾の家庭料理をとっても美味しくいただきました。

言葉は違っても…

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最後の夜には、皆で火を囲みBBQを行いました。7日間を一緒に過ごし、国は違えど言葉も違えどコミュニケーションは難しくても縁は深まり、別れがたい夜でした。7日前に初めて会ったとは思えないような、本当に充実した日程を過ごしていたのだと思います。

BBQには行政の方や、日程中にお世話になった地域の方々がいらしてくださりました。各自それぞれに感想を発表させていただき、アットホームな宴でアートボランティアツアーは締めくくられていきました。

みなさんにも澎湖との出会いがありますように

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実は、ここ澎湖はECOFF代表の宮坂が移住を計画している地域で、ECOFFも今後今回のボランティアツアーを澎湖科学技術大学と共同して実施する予定です。今ECOFFの活動の主軸となっている『村おこし(地域活性化)』としても、このような澎湖の活動は深く共感出来ます。

今回はただの参加者でしたが、地域の方々と地域の外からやってきた者が交流し、互いに良い財産を残せるこの活動に今後はすこしでもお手伝いをさせていただけたらと考えています。

皆さんも、ぜひ澎湖を訪れてみてください。輝く海と美味しい魚、自然溢れる体験がきっとここにあります。

南の島澎湖は、すぐ近くです! 台北の空港から馬公空港行きの飛行機があります。皆さんの旅路に、台湾旅行の寄り道に、澎湖との出会いがありますように。

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