📣 ECOFFは地域と参加者の安全のために、感染症についての対策および方針を定めています。詳しくはこちら

宇宙センターがある種子島へボランティアへ行こう!

こんにちは! ECOFFスタッフの中村です。先日ゴールデンウィークに種子島へ行ってきました。この夏から、種子島での村おこしボランティアがスタートします。

種子島は鹿児島から高速船で1時間半、フェリーだと3時間半。鹿児島県では奄美大島に次いで二番目に多い人口の島です。日本最大のロケット発射場「種子島宇宙センター」があることで有名です。

今回、私はフェリーで出発。「プリンセスわかさ」というフェリーに乗船しました。鹿児島港から1日1便 8:40に出港します。3時間半の船旅でしたが、この日は天候もよく、ほとんど揺れませんでした。

そして種子島に到着! 今回の視察の目的地である、南種子町へ向かいます。フェリーが到着した西之表港から南種子町までは車で1時間。途中、海沿いの道を走れば、青い海が見えてきます。天気も良く、とってもいい景色です。

tanegashima

種子島の南に位置する南種子町は、人口約5800人。ECOFFで実施している他の村おこしボランティアの地域より、大きな町と言えるでしょう。

種子島の農業

tanegashima-munouyaku2

今回私は、無農薬にこだわっているという農家さんの農園を見学に行きました。島バナナの栽培面積は島内一だそうです。

完全無農薬の島バナナ。いただきました。とっても甘い! めちゃくちゃおいしかったです。

IMG_5724

そして島バナナ以外にも安納芋、とうがらし、オリーブ、ライチ、いちごなど・・・多品種!

しかも違った場所にいくつも農園を持っていらっしゃいました。1か所にまとめると災害などでその畑が被害を受けた場合、すべての作物がダメになるので、複数の場所に分けるのだそうです。

また、場所が違うことで土や日当たりの条件が違うので、同じ時期に植えたものも成長が違います。

無農薬なので、除草剤ももちろん使わないため、手作業で取り除く必要があります。私も、とうがらし畑の草むしりをお手伝いしました。私が「雑草」というと、「雑草という草はない」と言われました。そうです、どの草にも名前があるんです。それらを覚えたら、草むしりも楽しくなりそうです。

tanegashima_munouyaku

汗をかいて働いたら、最後には畑がきれいになって、達成感がありました。ボランティアの皆さんもきっと同じ気持ちになるでしょうね。

種子島では本当に多くの種類の農作物が収穫されます。日本一収穫が早い早場米「コシヒカリ」や、安納芋などの野菜から、メロンやたんかんなどの果物まで。種子島の気候はさまざまな南限・北限の作物が育つ珍しい環境なのです。

たんかん農家さんにも会いに行ってきました。たんかんの収穫時期は2,3月ですが、その際に作り置きされていた100%のジュースをいただきました。これもまた、とっても甘い! 普段食べているみかんからは想像できないくらいの甘さです。

これはたんかんそのままも食べてみたい! 春休みのコースでは、収穫をお手伝いして、甘~いたんかんがいただけるかもしれません。

南種子町はロケットのまち

tanegashima-space center

南種子町のメイン通りは、ロケットが港に着いてから、打ち上げ場所まで運ばれる道路です。それを聞くと、道路を走るだけでワクワクしますね!

そのメイン通りをずっと東へ行くと、宇宙センターに着きます。「世界一美しいロケット基地」と言われています。青い海と、ロケット。私が行ったときは天気が悪くて・・・残念! ぜひ、打ち上げを見てみたいですね。もしかしたら、村おこしボランティア実施中に打ち上げがあるかもしれません! 見れたらラッキーですね(^^)

南種子町の方々は、さすが基地が身近にあるためか、ロケットのことなどに詳しいです。ロケット関係者や宇宙飛行士の方に会ったことがある、まちの方もたくさんいます! 色々と興味深いお話が聞けるかもしれません。

そんな南種子町で、ここでしかできない体験がきっとたくさんできるでしょう。この夏休みは、ぜひ南種子町の村おこしボランティアにご参加ください!

> 村おこしボランティア【種子島コース】の詳細は、こちらから。<