トカラ列島モニターツアー日誌【前編】

[box type=”bio”] 2011年3月4日〜15日に実施された中之島での第2回村おこしボランティアの体験記です。[/box]

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フェリーとしま

昨夜の晩に、えこふスタッフの宮坂と秋山が参加者の皆さんより一足早く鹿児島に到着しました。

翌朝、目の前に広がる雄大な桜島を拝み、9時から現地のNPO法人トカラインターフェイスさんと、今回のツアーの活動内容などについて打合せを行いました。

その後、近くのスーパーにツアー中の食材の買い出しに。段ボール7箱分の大量の食材を購入しました!

これから参加者さんと合流し、フェリーで中之島へ向かいます。中之島への到着は翌朝7時頃の予定です。ここで船酔いフィーバーが起こるのではないかという宮坂の予想です(笑)

今日の鹿児島の天気は快晴ですが、風は冷たく、ダウンジャケットを着ています。鹿児島だから暖かいだろう、となめていたらいけませんね。

今後もツアーの様子を毎日更新していきたいと思います。さあ、これからどんな日々が始まるのか、楽しみです!

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トカラ列島中之島の歴史民俗博物館に展示されている仮面神ボゼ

朝7時過ぎ、フェリーが中之島に到着しました。幸いなことに、海は凪いでいて、無事船酔いもなく到着することが出来ました。

週に2回しか便のないこの島のフェリーは、人だけでなく、物資を運ぶのにも大きな役割を担っています。

集落の倉庫に荷物が集められ、この時ばかりは島中の人が集まって賑わいます。、、といっても東京の賑わいとはやはり違いますね。

その後、今回の全日程を通してお世話になる、寄田さんにご挨拶をしました。(ハンサムな方です!)

遅めの朝食をとり、まずは勉強、と近くにあるカラ歴史民族博物館へ。トカラ列島の動植物や、民族文化などが紹介されているのですが、一番盛り上がったのは「ボゼ」(いわゆるなまはげのような役割)という展示物でした。

トカラ列島中之島の最高峰御岳頂上で記念撮影

午後は、寄田さんの案内でトカラの富士山と呼ばれている、標高998mの御岳(おたけ)へ登りました。

みんな、まさか登山をするとは思っていなかったようで驚いていましたが、登りきったときの景色はやはり最高でした。

景色は、島中海に囲まれ、トカラ列島の島々が点々と見渡せます。道中、放牧されているトカラ馬に恐る恐る触りつつ、帰舎。

夕食はみんなで作ったカレーでした。さあ、明日からの作業が楽しみです!

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トカラ列島中之島での農作業ボランティアの様子

第2日目はあいにくの小雨でしたが、午前中に島らっきょの収穫を行いました。島らっきょとは、通常のらっきょより早い時期に収穫するものをさすのだそうです。

腰をかがめての作業の合間には、島の方から頂いた手作りのサーターアンダギーとピザとお茶で一休み。作業の合間に外でとる休憩は格別です!

午後は御池(底なし沼)のトレッキングロードを散策、橋や看板など地元の方が手作りで作ったコースでした。

やはり、この島の植生は本土の植生とは少し違うような感じがします。木や岩などに植物が這っていたり、コケが多いような印象を受けました。

トカラ列島中之島の底なし池のトレッキングコースにて

コースを回った後は、御池(底なし沼)にて、カヌーをしました。みんな初めての体験で最初は怖かったようですが、楽しかったようです!

夕食は島で取れた魚のお刺身と、収穫したらっきょのてんぷらを頂きました。美味です!!

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トカラ列島中之島での竹林伐採ボランティアの様子

今日はコテイ山という竹林で作業を行いました。

中之島はリュウキュウカンザン竹という竹の林が、かなりの範囲にわたって広がっています。

この竹のタケノコは、昔大名に献上していたほど美味しいということなのですが、、タケノコは人間が林を間伐(間引き)するなどの管理しないといいものが出てきません。

中之島にはこの林を管理する方がおらず、今回私たちが間伐のお手伝いをします。

リュウキュウカンザンチクは、太さは親指より一回り大きいくらいの小ぶりな竹なので思い切り鎌で切れば簡単に切ることが出来ます。

しかし少しスパッと切るためにはコツがいるようで、苦戦している人もいました。切った長い竹を同じ場所に集めるのも至難の技です。

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トカラ列島中之島の七ツ山海岸で記念撮影

今日は晴れ間がありますが、とても寒いです。

今日も午前中は竹林の間伐作業です。みんな黙々と竹を切り続けました。

ふと空を見上げたとき、薄暗かった林内が明るくなっていました! 一本一本切るのは大変ですが、作業を終えて林内が明るくなると気持ちいいですね!

午後は「七ツ山海岸」というところへ行きました。

トカラの海はとても綺麗です。何でも世界でも有名なダイビングポイントなんだそうですよ! 

海岸で食べられる貝を取ってお味噌汁に入れるつもりでしたが、結局、カメノテという貝がひとつ取れただけでした。採取ポイントというものがあるようですね。

帰って、夕食。本日はチンジャオロ-スでした!その後、温泉ののち、乾杯しました!

[symple_heading type=”h2″ title=”2011年3月9日” margin_top=”40px;” margin_bottom=”20px” text_align=”left”]

トカラ列島中之島の巨大なガジュマル

今日はめずらしく朝からからりと晴れていました。

今日は、フェリーが島に来る日なので、取れた野菜を出荷します。収穫したらっきょの、余分な葉や根を落としたり、洗ったりして出荷できる状態にしました。

まるまる午前中使って、ダンボール4箱分くらいしか出来ませんでした。あと8箱以上あります・・!

午後はクニさんという地元の方の農場のお手伝いです。海が近くにあり、ガジュマルの巨木やバナナの木が沢山ある、いかにも南国の雰囲気漂う、「ヤルセ」という場所にある農場です。

作業内容は、チェンソーで木を切り、ドリルでたくさんの穴を開け、きのこの菌を打ち、並べていく作業です。しかし、今日は巨大なガジュマルの木のぼり遊びにに時間を使いすぎてしまい、作業は出来ませんでした(笑)

ガジュマルの木は鉢植えに入っているのしか見たことありませんでしたが、ここのは本当に大きいんです! 人が何人もひっついて登ることが出来ます!みんなで登って写真を撮りました。明日からはこのヤルセでがつがつ作業します!!

今日の夕食は、とり団子のなべ、魚の炊き込みご飯、あら汁でした。何度も書きますが、作業の後の温泉とご飯は本当に幸せです。

参加者の皆さんもかなり打ち解けて、一日中笑いが絶えません。こんなに笑って、ご飯も三食美味しく食べられるなんて本当に幸せなことですね。では、明日も頑張ります!!

 

[box type=”bio”] 後編へ続きます[/box] [author] [author_image timthumb=’on’]http://ecoff.org/wp-content/uploads/2014/02/prof-kozue.jpg[/author_image] [author_info]記事:秋山梢【村おこしNPO法人ECOFF理事】

2011年より四万十川に移住。林業に勤しむかたわら、ひのき家具の製作も担当する。村おこしボランティアのモニターツアーに同行し、本体験記を書きました。[/author_info] [/author]