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中之島ボランティア

2018年に「大人の島ながれ【宝島コース】に参加された方が、中之島での活動にも参加されました。その際のレポートをいただきましたので、ご紹介いたします。

5月下旬〜6月上旬に宝島ボランティアに行った時にフェリーで河本さんに話しかけ、仲良くなったことがきっかけで、中之島ボラにも行こうと決断した。当初は7/21〜7/25の4泊5日で中之島ボラを実施するつもりであったが、3日連続欠航のため、7/24〜25の1泊2日に短縮してしまった。ボラ作業は次の通りである。

(1)24日午前
ボラ① 宅配便の搬送先別整理
ボラ② ヤギの搬送(写真左)

(2)24日午後
ボラ③ ヤギの世話
ボラ④ バナナ苗植付け(写真右)
ボラ⑤ ヤギ牧場作りの準備
ボラ⑥ 倒木処理、雑草刈り

(3)24日夜
観光① 天文台観察
観光② 温泉

(4)25日午前
観光③ 歴史民俗資料館見学

<ボラ①宅配便の搬送先別整理>

早朝6時に中之島に到着してすぐに作業した。中之島に入荷したコンテナの荷物を搬送先別に分ける作業である。3日連続欠航のため荷物が多く区分整理するのに時間がかかった。

<ボラ②ヤギの搬送>

家畜商の世話人はトカラヤギ16頭を自宅の庭と農園で飼育している。農園にヤギを放牧し、ヤギが雑草を食べることで除草の役目をしている。発情期につき、雄と雌を別々に飼っているが、農園開拓を促進するために、雄ヤギを農園に搬送し、首輪ロープを固定した。ただ、雄と雌が接触しないように調整した。首輪ロープの結び方は独特で不器用な私は苦労した。

<ボラ③ヤギの世話>

昼食後に農園に行き、ヤギの状態を確認した。ヤギは広範囲で行動するため、首輪ロープが絡まったり切株に引っかかりして、1歩も動けないヤギがいた。このため、ロープを結び直し、自由に動けるように調整した。

<ボラ④バナナの苗植え>

農園のバナナ苗の1本が台風で倒木したため、この1本をヤルセの開拓地まで運搬し、苗植えを行なった。未開拓につき雑草や倒木が目立ったので、少し整備した。その後に直径40cm、深さ40cmの穴を掘り、バナナ苗を植えた。今後は、開拓地の整備とバナナ苗の植え付けを繰り返し、バナナ農園を開拓するとの話があった。

<ボラ⑤ヤギ牧場作りの準備>

現在、ボラ②③の通り、農園では首輪ロープを固定してヤギを管理している。しかし、首輪ロープでは行動範囲が限られている。ヤギが自由に農園内を走り回れるように柵作りを進めている。柵の部品が梱包されている段ボール7〜8箱を世話人の自宅から農園まで運搬した。

<ボラ⑥倒木処理、雑草刈り>

農園の1部は台風により木や竹が多く倒木し、バナナ木と衝突しバナナ木が倒れそうになっていた。木や竹の幹が厚いため、世話人はチェーンソー、私はノコギリで切断し、倒木処理を行った。また、木や竹に絡んだ雑草も刈り、バナナ木の周りをクリーン化した。

<観光①天文台観察>

夜20時過ぎに天文台に行き、天体観察をした。当日は快晴で、金星、火星、木星、土星の4惑星も同時に見れたのは館長さんでも初めてのことであるので、とてもラッキーであった。北極七星、ドーナツ星雲、M5という球状星団なども見え、面白く観察出来た。また、望遠鏡を動かしながら月面旅行のような感覚で遊ぶことができ、大満足であった。

<観光②温泉>

海岸線沿いにある温泉に行った。乳白色の硫黄のような匂いであったので、温泉らしさを味わえた。おかげで超ハードスケジュールの疲労も取れた感じがした。

<観光③歴史民俗資料館>

トカラ列島の生物、歴史、文化、暮らしが面白く展示されており、館長さんが丁寧に筆談で説明してくれたので、楽しく学べた。

<おまけ@フェリー欠航3日間の行動>

①欠航1日目(7/21)
かごしま水族館見学
鹿児島中央駅のアミュプラザでショピング

②欠航2日目(7/22)
鹿児島史跡巡りジョギング
(仙巌園、城山、大河ドラマ館、祇園祭など)

③欠航3日目(7/23)
桜島周辺ジョギング
鹿児島中学総体バドミントン大会応援
→1ヶ月半ぶりに宝島の島民に再会できた。

<まとめ>

中之島ボラ活動は1泊2日と非常に短かったでしたが、河本さんご夫婦や天文台・歴史民俗資料館の館長さんが丁寧に筆談したり、ゆっくり話してくれたので、とても楽しく体験できました。

また、1泊でも中之島観光を楽しめるように、たくさんのプログラムを作って下さった河本さんご夫婦に感謝しております。次回は中之島の発展に貢献できるように、長期的なボランティアをしたいと思います。河本さん、ありがとうございました。