📣 ECOFFは地域と参加者の安全のために、感染症についての対策および方針を定めています。詳しくはこちら

トカラ山羊の新たな住処

中之島でのボランティアも4日目と折り返し点が近づき、作業にも慣れ始めてた頃。

本日の作業内容は、山羊の放牧地を作るために、開拓地の周りを柵で覆う作業。

中之島・A班も手をつけており、その後を継ぐ形で手を進めていった。 午前中は枯れ木、倒木の撤去。柵周りを頑丈、そして安定に。

午後は杭を打ち込み、金網を張る。 寸尺を均等に、杭を深く打ち込むこの作業は力仕事でもあり繊細さも求められる。班員の長所を生かし合い、仲も自然と深まる共同作業だ。この先の活動を円滑かつ楽しむためのチームワークを高められただろう。

完成した山羊の放牧場に放たれた山羊たちは、思うままに走り回り非常に生命力に満ちていた。

さて、この囲いの狙いは時間効率化である。河本さんは毎朝、山羊を平原へ放し、夕方に回収する。この工程に要する時間、約1時間を省くことができる。 また放牧場内ではコーヒー、パッションフルーツ栽培が行われており、雑草の駆除を山羊が担うという仕組みである。

本日の作業によって、河本さんがより時間を有効活用できること、すなわち島の発展を微力ながらも手助けできたのではないか。