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時間のながれかた

奄美大島は雨が多いです。晴れたかな?と思ったら、いつのまにか雲がかかり、雨がよく降るなーと、この9日間で感じました。

昨日で作業を終え、今日は1日観光する時間をいただきました。3日目に奄美大島の北を観光したので、今日は南を観光することにしました。

そして!今日の天気は晴れ!

4人で朝8時頃からハッピーオーガニックファームを出発。バスにゆられ、フェリーにゆられ、加計呂麻島に到着しました。

私の住む所では、3月といってもやはり、寒さが残ります。しかし、こちらの気温は20度近くあり、春の香りを感じられます。

しかも山を見上げても、杉の木を見かけることがありません。つまり!花粉症の私としては、とっても過ごしやすい場所です!

そんな暖かな陽気を感じながら、ガジュマルの木を見に行きました。

まるでジブリの世界に入り込むかのような道を抜けると、大きな木がありました。幹の部分に沢山の幹が絡まり、とても不思議な形をした木です。普段見かけることのない大きな木で、思わず皆んなで見上げてしまいました。

物知りな梅ちゃんによると、ガジュマルの周りにはギジムナーという妖精がいるみたいです。4人ともその妖精と出会うことはできませんでした…。

大きな木を見て、山の自然を堪能したあとは、やっぱり海が見たい!

ということで、実久海岸(さねくかいがん)にも行きました。

空も青い!海も青い!

ずっと奥まで青く続く海は、本当にきれいです。場所によって海の色が濃かったり、薄かったりするのでぼーっと見つめたり、砂浜を歩いたりとのんびり過ごしました。

ちょっと遅めでしたが、事前に買った昼食を、4人で堤防に座り、海を眺めながら食べました。

波の音を聞き、梅ちゃんのオカリナ演奏も聴き、本当にゆったりと時間が流れていきました。

木や海、空を眺めて、感嘆の声をもらすことは、普段生活している中でなかなかありません。

スマホをさわったり、テレビを見ることが多い毎日を過ごしてきましたが、今回奄美大島に来て、生活が変わりました。

もちろん、情報源であったり、友達とのコミュニケーションとして、機械があると便利であることも感じました。

でもそれ以上に、今日の空模様や川の流れ、山の木々の揺れや、海の香り。そういったものを身体と心、全てで感じ過ごすことが、どれだけ素晴らしいことであるかを感じることができました。

今日の観光では、仲良くなった4人で過ごす心地よさも感じました。時の流れはとても早いもので、寂しいですが、明日で泣いても笑っても最後です。

素敵な最終日になるといいな…。