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苦労を知った3日間。

種子島生活6日目。

種子島での生活ももう折り返しです。

今日は最初の農家さんでのお手伝いの最終日でした。

私はこの3日間シキミやロベの生産をしている農家さんでお世話になっていました。

シキミやロベというのは葬儀などの儀式によく用いられる植物で、関西で主に使われているそうです。

私がこの農家さんにいってまず一番驚いたことは作業1つ1つ全てが手作業だということです。

自分の手で収穫し、自分の目で見て形を整えるという作業は一見単純そうに見えますが

実際にやってみると、どの葉っぱを切るかという判断力やセンス、そして忍耐力も必要なのだと分かり奥深さを実感しました。

特にロベの木にはまるで爪楊枝のような鋭いトゲが付いており収穫するのにも大変な苦労があります。

私達は主にこの収穫したロベやシキミの形を整える作業を手伝わせていただきました。

とても淡々とした作業ですが、ここまで立派に育てたものを見ていると取ったり切ってしまうのがもったいなくて何度もためらってしまいなかなか進みませんでした。

農家の方々の丁寧さと効率の良さには本当に圧倒されます。

普段様々な場面で何気なく見ているこういった植物の中にこうして1つ1つ愛情がかけられたものがあるのかと思うと、とても感動し

ましたし、これからの生活でもみるたびに思うものがあるのではないかと思います。

お世話になった農家の方とも3日間でかなり仲良くなりお昼には門倉岬にも連れていってくださいました。

種子島最南端の門倉岬からの絶景はきっとずっと忘れないです。

農家の方の優しさや温かさにも癒されあっという間に3日間が終わり、本当に楽しい時間を過ごすことがでしました。

お別れするのが寂しくて毎日切なさが増しますが、残り少ない時間を大事に過ごしていきたいと思います。

明日も頑張るぞー! おー!