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知らなかっただけ!実は身近なヒサカキ

「ヒサカキ」と聞いてパッと頭の中でイメージできる人はいるでしょうか?

私を含めた8人の参加者の中で知っていたのはたった1人でした。

それほど「ヒサカキ」という名前に馴染みがありません。しかし実は皆さんの身近にある農作物なのです。

皆さんの家にある神棚や仏壇に供えてある緑色の葉がそう!「ヒサカキ」なのです!

ヒサカキは関東では「サカキ」と呼ばれていて、宗教関係なく神棚等に供えることができます。2、3年という長い年月をかけ収穫し、それらを我々人間の手で丁寧に剪定していきます。

それでは本題に入りますね。

先述のように、ヒサカキは神棚や仏壇に供えるものなので、見栄えが良くなければいけません。そのために全て同じ長さになるように茎をハサミで切ったり、虫食いの葉を摘み、葉の枚数を調整したりします。しかしヒサカキにも人間と同じようにひとつひとつに個性があります。まっすぐな枝を持つ比較的剪定しやすいものもあれば、いくつもの枝分かれやぐにゃりと曲がった枝を持つ剪定が難しいものもあります。どの枝を切り落とせば見栄え良くなるか頭で考えながら作業を進めました。そしてそれらをお手本通りに綺麗に剪定できたときには嬉しさを感じました。

そして丁寧に剪定したヒサカキをまとめてみると、長さも形もほぼ同じでとても良い仕上がりになりました。

私は初めて農作業を経験し、初めてヒサカキというものに触れることができました。ヒサカキは私たち大学生にとって馴染みのないものではなく、単に身近にあることに私たちが気づいてないだけなんだと感じました。