7日目の担当は”人参しりしり”大好きうららです!
今日は朝から豊年祭の準備。
豊年祭は毎年旧暦のお盆の次の日に開催されていて、1年で1番嘉陽に人が集まる日です。
夕方、獅子屋(シーシーヤ)の前から道ジュネーが始まります!
獅子(シーシー)とは嘉陽の守り神で、そのシーシーを祀っているのが獅子屋(シーシーヤ)です。
そして道ジュネーとは、シーシーと共に、仮装行列で神道(神様の通り道)を通り公民館に向かって練り歩くことを言います。
動くシーシーの迫力は凄いもので、少し怖かったです。笑
シーシーに頭を噛まれると1年無病息災であると言われています。
子供達のシーシーが怖くて泣き叫ぶ声が響きながら道ジュネーが進みました。笑
私達も扇子を手に持ち、道ジュネーに参加させてもらいました!
始まりである道ジュネーから参加させてもらえて嬉しかったです。
嘉陽の人達の楽しそうな顔がとても印象的でした。
公民館に着いたら豊年祭の始まりです!
数多くの踊りは、衣装が様々でその曲調や振りも様々。
それぞれ意味があって、準備等でいろんな踊りの意味や由来を聞いてから見る踊りはまた違って見えました。
そしてそして、今回私達は踊りにも参加させて頂きました…!
「稲作節」という踊りで、かつて米どころとして栄えた嘉陽の踊りです。
事前に稲作節の歌詞も頂いて、歌詞の意味も聞いて、練習していました。
振りを間違えてしまった人もいれば完璧な人も!
とても楽しい時間でした!
そして稲作節の次は豊年祭の最後を飾る「南ぬ島(ふぇーぬしま)」という踊りです。
これまでの踊りとは雰囲気がガラッと変わり、豊年祭の締めに相応しい、格好良い踊りです。
迫力のある踊りと大きな声は圧巻でした。
豊年祭終了後は反省会まで参加させて頂きました。
嘉陽の一大行事でありながら、年々参加人数が少なくなっていること、練習や準備に参加できる人も限られてしまっていることを聞いて、初めて過疎化というものを目の当たりにしたように思います。
昔から嘉陽の人達が大切にしてきた行事をこれからも続けていくにはどうすれば良いのか、東京に住まう一若者として考えさせられました。
今回は嘉陽の人たちにとってとても思い入れのある大切な行事に準備から本番まで関わらせて頂いたことに感謝の気持ちでいっぱいです。
また来年、嘉陽の豊年祭に参加したいなあ、なんて考えています!!
さて、残り3日、私達だから出来ることとは、をキーワードに精いっぱい頑張っていきます!!