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ヤギと桑と白い手と

今日はボランティア3日目でした。

この3日間、同じ人で各作業を行ってきたのでチームワークが抜群になり作業効率が格段に上がりました!

私たちの作業の中で『ヤギ小屋を作る』というものがありますが、初日は与論島の硬い粘土質の土なので柱も建てられず小屋が作れるかどうか不安な状態でした。

しかし!”チームヤギ小屋”の3人がまるで大工さんのような巧みな手さばきで8割方完成させるという偉業を成し遂げてしまいました。

この偉業の裏には地元の人の優しさがたくさん詰まっています。電気を提供してくださり、道具を提供してくださり、知恵を提供してくださり…

与論島の人は本当に優しくあたたかい人なのだと痛感させられました!

また、ビーバーという道具を使い、草を刈る”草刈りボーイズ”の2人は周りの人がびっくりするほどのスピードで草を刈り上げてしまいました!積極的に話しかけることによって地元の人とも交流し、まるで与論島にもともと住んでいた人のように今では馴染んでいます!

午後からは”草刈りボーイズ”と女子チームの数名でサトウキビの苗に土をかける作業をしましたが、桑の想像を絶する難しさとやり終えた時の達成感、道具のコツを掴んだ瞬間の嬉しさはここでなければ体験することができないものだと改めて思いました。

そして、我らが女子チームは”キビ女子”という愛称で地元の方に呼ばれ、車で通る地元の方々にも「今日も頑張ってるねー」などと声をかけてもらいました。初日は不思議そうな顔で私たちを見るだけだった人達も通るたびに声をかけてくださり島に馴染んできたんだなぁと感じます。

中でも私の記憶に残っている思い出は真っ白な手です!

サトウキビの苗を石灰の水で浸す作業があったのですが、手が真っ白になってしまいました!笑

3日前の私たちならば「手、カサカサじゃん」「最悪」と思ってしまいますが、島生活3日目にして私たちは島ののんびりさに慣れたのか、真っ白の手も気にせず隣の畑にまで聞こえる声で大笑いしていました。

いつもの時間に縛られる生活から少し解放されるだけで心にかなり余裕ができるんだなと実感しました!