台湾の猫村「猴硐(ホウトン)」の猫

台北から電車で約1時間。町中に猫があふれる猫村があります。名前は「猴硐(ホウトン)」。

台湾からちょっと足を伸ばした場所の観光地といえば、台湾のローカル電車「平渓(ピンシー)線」が有名ですが、猴硐もこの平渓線にある駅の一つです。

もともとは炭鉱街でしたが、いまは「猫村」として有名です。猫好きの方でしたら、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?

実は猴硐は比較的新しい観光地で、2009年から有志によって展開されたキャンペーンによって猫村としての名が広まりました。

平渓線には、天燈(ランタン)で有名な十份や平渓もありますので、それらの観光地といっしょに訪れるのがオススメです。

今回は、猫好きなら絶対に行くべき台湾の猫村「猴硐」についてご紹介します。

まずは猫の可愛らしい姿をご覧ください

いかがでしょうか? 猴硐の魅力が伝われば幸いです。

猴硐はどれくらい猫村なのか?

台湾の猫村「猴硐(ホウトン)」の猫

猫村として名高い猴硐は、2013年にはCNNニュースにより「6 places where cats outshine tourist attractions」に選ばれているほどです。それでは、どれくらいの猫がいるのでしょうか?

台湾Wikipedia猴硐猫村の頁によると100匹ほどの猫が生息しているそうです。そのほとんどが猴硐駅周辺で暮らしているのですが、猴硐駅周辺はそれほど広くありません。

そのため、ちょっと歩けば昼寝している猫、また少し歩けば観光客からエサをもらっている猫といった具合にすぐに猫を見かけることができます。

さらに、町のなかにはもちろんのこと、駅舎にまで「猫小屋」があるのです。犬小屋ならよく見かけますが、屋外で猫小屋を見かけるなんて初めて。これは猫を保護するボランティア団体が設置しているようです。

猫村での猫鑑賞のルールを守ろう

台湾の猫村「猴硐(ホウトン)」でのお約束

さきほど、観光客からエサをもらっている猫がいると書きましたが、猴硐では一部の場所を除き猫たちにエサをあげることができます。

ただし、人間の食べ物をあげたり、猫に触るのは厳禁。あまりにも増えた観光客が次々に猫に触ったため、猫の間に病気が蔓延してしまったからです。

猴硐猫村での約束には、下記のようなことが書いてあります。

1,村には一般の方も暮らしていますので、静かにして迷惑のかからないようにしましょう。
2,ゴミは持ち帰り、猫村を清潔に保ちましょう。
3,猫に向かってフラッシュを焚かないでください。猫には優しく接しましょう。
4,猫には人間の食べ物はあげないでください。
5,猫が犬に傷つけられないよう、犬はなかに入れないようにしましょう。

猴硐は猫だけじゃない!

台湾の猫村「猴硐(ホウトン)」では美しい川をながめることもできる

ご紹介したとおり、猴硐といえば猫村として有名なのですが、猴硐の魅力はそれだけではありません。

平渓線は美しい山間を走るローカル線。その名のとおり電車は渓谷沿いに走っています。ですから、猴硐に到着したら、まず目に入るのは猫ではなくて美しい山と川の風景なんです。そんな山と川の心地よい風景も猴硐の魅力です。

炭鉱見学も面白い

台湾の猫村「猴硐(ホウトン)」の魅力は猫だけじゃない。炭鉱跡見学も面白い。

また、川沿いに大きな廃墟があることにも気づくはずです。実は平渓線沿いはかつてたくさんの炭や金が採れた場所。

観光客に大人気の「九份」も元々は金鉱街だったことからも分かる通り、九份から平渓線一帯はかつて炭や金が大量に生産されていた地域なのです。

ここ猴硐にもその名残りがあり、一人150元でトロッコに乗って炭鉱を見学できるツアー(所要15分ほど)があります。

トロッコに乗る前に黄色いヘルメットをかぶれば気分も盛り上がります。ちなみに、雰囲気は置いておいても炭鉱の中は水がしたたっている場所があるので、ヘルメットを借りるのがオススメです。

台湾の猫村「猴硐」への行き方


そんな猴硐は2、3時間もしくは猫好きな方なら半日くらい楽しめる場所です。それでは具体的なアクセス方法をお伝えします。

1,台北駅へ

まずはホテルから台北駅へ行きましょう。台北駅には台鉄とMRT(地下鉄)の二つの電車がありますが、猴硐に行く電車は台鉄です。

2,台鉄の乗り方

日本の電車と同じように切符売り場がありますので、猴硐までの切符を買います(56元)。

「基隆」や「瑞芳(ルーファン)」「花連」方面の電車に乗ります。なお、途中「瑞芳」で乗り換えますのでご注意。ただ、台鉄は本数が少ない上停まる駅と停まらない駅の確認がしにくいです。はっきりと「瑞芳」に行く電車に乗りましょう。

3,乗り換え

瑞芳駅から平渓線に乗り換えます。

4,到着

猴硐に到着したら、駅の改札を出てまっすぐ行けば川。線路の反対側に行く歩道橋を渡った先には、斜面に作られた町があり、そこに猫がたくさんいます。

猴硐の後は、夕方くらいに平渓や十份に行ってランタン上げするのがオススメですよ!