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村おこしボランティア【奥尻島コース】での活動の様子

1枚1000円のコースターの裏側

今日は丸一日、ビーチクリーンをしました!

みなさんが思い浮かべるビーチクリーンは、どんなものでしょうか?

「ただ片っ端からゴミを拾い集めて、ゴミ捨て場に捨てに行く」これが一般的に普及しているイメージかと思います。

ですが今回、私たちはプラスチックのみ、その中でも、ペットボトルはフタだけ、その他は形などある程度基準に沿って強度があるものだけを拾って集めました。

ここには、海洋ゴミ問題ではないもう一つの問題が隠れています。

島が大きな費用を充てたゴミの埋め立て地は、15年分の家庭ゴミ等を想定しているので、急速にそこが埋まるとこの先の埋め立て地がなくなってしまうのです。ただひたすらゴミを集めるのも、それはそれで引き起こす問題があります。

そこで、リサイクルできるものだけを集めるのが、今回のボランティアの目的です。

私たちが集めたゴミは、コースターやビーズになって、海洋プラスチック問題の認識を広めながら、お客さんの手に渡ります。

作業は、集めた貝殻や海藻や汚れのついた海洋プラスチックを洗って、小さく裁断し、色分けしていくものでした。これは簡単そうに見えて、寒さや海の汚れが蓄積した強い匂い、なかなか落ちない汚れを落とす果てしなく続く作業で、根気のいるものでした。

ですがこの大変な作業を経てから完成したコースターやビーズを見ると、愛着が湧くだけでなく、その裏側の苦労、モノを買う時の選択一つ一つの重要さを強く感じました。

自分の購買行動を振り返る1日になりました。明日も頑張りましょう!