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離島で寝転がって星を見る

悪石島五日目です。

今日は朝御飯で、らっきょうを刻んだもの+かつおぶしをご飯に乗せていただきました。信じられないほどご飯が進みました。

午前中はまたスナップエンドウ畑の掃除をしながらフェリーが来るのを待ちました。朝の光を浴びながら静かな畑を歩いていると、なぜか「ライ麦畑でつかまえて」を思い出します。

さていよいよフェリーが来ました。島民の方々の生活物質、我々ボランティアの食料、そして山下さんを乗せたフェリーです。山下さんは全然酔わなかったそうです。

カメラをさげて現れた彼女は写真を撮るのが好きということで、今日もたくさん撮っていました。私のしょぼい写真とは比べ物にならない、素敵な写真がたくさんアップされる予定なのでどうぞご期待ください。

お昼を食べた後、津波古さんご一家と、伊勢海老をとる仕掛けをしに行きました。5つに切ったパンストに、おもりの石と餌のサンマを入れて海に沈めました。哀れなサンマは、死後にまさかパンストに入って海に帰ることになるとは夢にも思わなかったでしょう。

14時からは、「認知症サポーター養成講座」を聞きにいきました。たくさんの島民の方が聞きに来ていました。

趣味活動を楽しむこと、地域との関わりを大事にすることが認知症予防には良いということだったので、認知症になりたくない方は悪石島に住むのが一番良いと思います。

その後はいよいよお引っ越しです。今晩から山下さんとコミュニティセンターに泊まります。津波古さんのお宅には本当にお世話になりました。ありがとうございました。

夜、星を撮りにいく山下さんについていくととても星がきれいでした。最初は少ししか見えないのに、目が慣れてくると、どんどん星が湧いてくるようなのが不思議でした。

「離島で寝転がって星を見る」という長年の夢が叶って満足です。

明日は観光に行く予定だそうです。楽しみです。