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別府② ジャージー牛から命の大切さを学ぶ

自然放牧体験初日。

朝、牧場に到着したらまず牛たちに餌やりをしました。300kgの餌が包まれたロールから10kgずつケースに分けら作業をし、それを牛たちがいる範囲全体に分配して餌を与えます。今日が初めての作業で慣れていないこともあり、3人で1時間半ほどかけて餌やりを終了しました。山地さんはこの作業を毎日一人で、しかも30分ほどでこなしてしまうとのこと。3人でも大変だったので、衝撃でした。

2時間ほどお昼休憩をもらい、午後も餌やりをしました。

印象的だったのが、ジャージー牛。ジャージー牛は乳牛として有名ですが、当然オスはミルクが出ないため価値がないと判断され、生まれてすぐに殺処分されてしまうそうです。しかし山地さんたちは、そんなジャージー牛たちの命を少しでも長く守るため、自然放牧でお世話し、さらにお肉として売ることで、オスのジャージー牛は価値のある存在へ、私たちはそのお肉を食べることを通して命の大切さを学ぶ。この素晴らしい活動に感激しました。

ジャージー牛だけでなく、黒毛和牛などの牛の中にも、お肉の量や質によっては殺処分されてしまう場合があり、私たちが食べている美味しいお肉は選ばれしエリート牛だというお話には胸が痛くなりました。

今日の午後には山地さんのご好意で、行きたいと話していた「阿蘇の大観峰」に連れて行ってもらい、そこでジャージー牛乳ソフトクリームを食べました。ジャージー牛の背景を学んでからのジャージー牛乳ソフトは、よりいっそう美味しさとありがたみを感じました。

明日からの朝の餌やりはテキパキ終わらせて、ほかのお仕事も手伝えるように頑張ります!