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生きる力

本日は牧場での活動はなく、宿泊でお世話になったシェアハウスの掃除をしました。そして朝9時頃にチェックアウトをしてスーツケースを転がし別府駅→大分空港へ向かいました。

 台風の影響で9日間のスケジュールでしたが、のめりこむことができました。東京で生活している私にとって、自然放牧場という大自然の中での活動はいろいろな学びや感情を教えてくれました。

 幼い頃に動物と触れ合った経験がなく、成長した後も避けてきたため、動物に対してどのように関わればいいのかが分からず恐怖心でいっぱいで参加しました。「お〜い ごはんだよ〜」と世話人が牛さんに呼びかけると牛さんは餌を食べにきます。牛さんの気持ちがわかりコミュニケーションをとっていている姿を近くでみて、人も動物も心を持った同じ生き物であると感じました。相手を思いやり、理解しようと思う気持ちが大切ということを学びました。

 作業中に立ちはだかった問題に答えを出すのは私たちでした。世話人の方は解決策を自分で考えて、答えを見つける力を自然を通じて教えてくださいました。見方を超えて考えることができるようになりました。

 思いどおりにならない自然の現実を世話人の方は計り知れない時間と労力をかけて作り上げていました。今回のプログラムに参加して直接学ぶことができて良かったです。

 精神的にも肉体的にもハードな日々をモチベーションとなっていたのは「仲間の力」。牧場関係者の仲間。シェアハウスの仲間。参加したメンバーの仲間。その他、活動中に出会うことができた仲間。

〜ありがとうございました〜