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命を数える餌やり

本日より宝牧舎でのボランティアが始まりました。

今日は一通りの仕事の流れを世話人の方から教わり、作業を進めて行きました。

牛のエサの藁を発酵させたものを仕分ける作業から始まりました。

ビニールで固めてあるものを少しずつほぐしていきました。

藁は一つの塊が300キロもあるそうで、力仕事は手先の力でなく身体全体を使うことを教わりました。

先日引き取ってきた子牛を寒さから守るために、牛舎に入れる作業を任されました。体調を崩している子牛を抱えて牛舎に入れて、毛布などでくるんであげました。

その後、牧場を回って牛たちに食事を届けました。『エサを与える』という作業ではなく、牛がちゃんと生きているかを確認するためのとても大切な作業です。世話人の方から『数を数えるのではなく、命を数える』と教えていただきました。

今日は牧場まわりをして、移動が多かったですが、移動中もヴィーガンや家畜福祉の話など、毎日牛と向き合っているからこその考えを聞くことができました。

特にスーパーに並んでいる牛肉には個体識別番号がついていて、どこの牛か調べれば分かる。という話で、私たちは『知ろうと思えば分かること』を知らずに日々を過ごしていることを痛感しました。

明日は2日目、吹雪に負けず牛たちのためにできることを精一杯考えて働きます!