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トカラヤギから繋がる縁

今日は作業の途中で、植えてあるビワの葉を分けてくださるということで江田島の中にある海が一望できる木造の建物が特徴的なカフェに寄りました。ビワの葉はヤギのご飯にするのですが、ちょっとしたことで島の方々が連絡をし合い、そこで捨てるはずだったものを交換することができ、私たちはお礼として獲れた八朔を渡したりする関係が素敵だなと感じました。もう一つ魅力的だと感じたことが、そのカフェにお邪魔させてもらった際カフェの方の紹介で新しく島に来た方々とまた新たな繋がりができていたことです。私たちのことも快く受け入れてくださり、カフェのおじさんと新しく島に来たおじさんと、ヤギの世話をするおじさんの3人が島についての話やそれぞれがしていることについての話をしている風景が、マンションに暮らし街の人との関わりが少ない私にとってとても魅力的でした。

江田島の島民の方々は私たちを含め新しく来た人も快く受け入れてくださる印象があります。それがコミュニティを大きくするきっかけになり、地域活性化にもつながっているのではないかと感じました。

普段の作業ではヤギの世話に加え八朔の果樹園のお手伝いや、山での作業があります。果樹園では上に伸びて届かない枝を切り落とすのですが、ただ作業を楽にするためではありません。一度実がなった枝には実がならないという特徴があるからだそうです。その特性を知らなかったため、この話を伺った時にとても驚きました。

他にも日光が全体に届くような工夫も必要です。将来どのようにすることが必要になるのか考えることが少し難しいそうだけど重要なことだと学びました。

そして、楽を求めるのではなくヤギや果樹園にとって必要なことを考えていくことで自然と循環する環境を作っていくことができているのではないかと感じました。

島での生活や世話人のお二人との会話は毎日新しい発見や学びがあり自分視野が少しずつ広くなっているのではないかと感じます。

明日は沢山島を見て聞いて考えることで江田島をもっと知っていこうと思います。