今日はオフ日だったので、若子さんの運転で江田島をぐるっと周った。江田島荘というリゾートホテルを見て、車の中で地域活性化の話になった。
廃業してしまった温泉を企業がリゾート地にした。その際、島民の方はまた温泉に入れると、喜んでいたが、高級感を求める観光客にとってはリゾート地にそぐわない島民の方は昼間しか泊まっていない人は入ることができないため、入りづらくクレームにつながってしまった。
これは、島おこしには全くなってない。島に新しい人が入るのはいいことだが、島のためになっていない。
リゾート施設ができることで、新たな観光客を集客でき島おこしにつながると思うが、納得できない施設の建設は島民の不満に繋がってしまう。
改めて島おこしとは何かを考えさせられた。最終的にどうしたら島民の納得のできる島おこしができるのかは、どれだけ「寄り添う」ことができるのかが大切になってくる。
そもそもボランティアの人はどうしても上からの立場になってしまう。島おこしをしてやっている、という気持ちを持ってしまうとより寄り添うことはできなくなってしまう。
私は現地の人の意見を聞きたい!という気持ちでボランティアに参加したが、どういう気持ちで参加するかは参加している間の行動に直結すると思う。
地方の人は地域おこしをあまり歓迎していない、ということだけを聞いたことがあるが、今回みんなで話したことでそういうことだったのかってなった。
4日目でボランティアに対する自分の気持ちを改めて考えることができていい機会だった。