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巡る農業そして村おこし

江田島Dコース、5日目!!

今日の天気は雨で外仕事(八朔の伐採、ヤギの餌やり)をする人と、民宿の中でヤギにあげる八朔を食べやすい大きさに切る2つのグループに分かれて午前中は活動をしました!みんな5日目ということで作業にも慣れてきて、役割分担をしながら、スムーズに作業を終えることができました!!

作業をしているときに、トカランドが抱えている課題についてのお話がありました。その内容は、トカランドとヤギ牧場が離れすぎているということ、ヤギのお世話も伐採も常に人手が必要ということです。

ヤギのお乳は、牛ほど出ず、お乳の量を増やそうとすれば、子どもを産まないとお乳は出ないため、ヤギの数は増えてしまいます。今牧場には19頭のヤギがおり、世話が大変であるため、ヤギの数はこれから減らそうとしているそうです。

これだけ世話が大変なのにメリットがあまりないじゃないか、と思った時もあったそうですが、毎回江田島での応募をかけると、キャンセル待ちになること、ヤギの牧場の前で立ち止まって、ヤギの名前を覚えて何度も足を運んでくれる人たちを見た時、ヤギには人を呼び寄せる力があると感じたそうです。

実際私たちも、毎日ヤギのお世話をするなかで、愛着が湧き、「今日はベネちゃんがさ〜笑笑」「もちこの頭突きまた食らったわ〜笑笑」など活動が終わった後ヤギたちの話題で盛り上がっています笑笑、しかし拠点となる民宿とヤギ牧場が離れていると外から来た人たちは、関連づけて考えることができません。するとどうしても地元の人は知っているけど、外から来た人は、ヤギ牧場は知っている、だけどトカランドがあることは知らないという風になってしまうのではないかと思いました。

私たちは、外から来た人の立場としてこの課題について考えました。まず出た案はツアー型にするということ、オフの日で江田島のいろんな観光地に行って自分の目で見て触って感じたたくさんの初めてがとても新鮮だったため、江田島のいろんな場所を巡りながら、その中でトカランドとヤギ牧場を紹介するという案はとても良いと思いました。

私は中でも、賢さんの三圃(さんぽ)式農業のやり方と、農薬をたくさんを使って大量生産をする現代の農業のやり方の違いについてのお話がとても面白く、ツアーの中にそのような貴重なお話を聞ける機会を入れるともっと、奥深い体験ができるのではないかと思いました!