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島で暮らすということ

ついに最終日になってしまいました。江田島に行く前は、早く2月にならないかなと長い間待ち望んでいたのに、江田島にいる時間はほぼ光の速度くらい早く過ぎ去ってしまいました。

私が1週間江田島で過ごしてみて感じたことは、人との繋がりです。初め、私は正直「島で暮らしてみたい!」というものすごくシンプルな考えで申込みました。そして、いざ行ってみると私より年下の子たちがほとんどなのに、自分よりもっとしっかりとした考えを持っていて、こんな安易な考えの奴が一緒に島起こしなんていいのだろうかと考えることも少しありました。でも、D班の子たちはものすごく膨大な知識を持っていて、好奇心旺盛で、ピュアで、常に周りのことを考えて行動をしている子ばかりで、見習う部分がすごく多かったです。この短い期間で、「ありがとう」と言うことがたくさんあるなといつも感じていました。そのくらい、人として尊敬するところが多い皆と出会えたこと、共に過ごせたこと、とても誇りに思います。

そして、トカランドを運営している賢さん、わかこさんからも学ばせて頂くことが多かったです。実家のような安心感で、自分が言ったことを否定せずに、受け入れてくれる寛大さや、島外から来た初対面の学生に大きな愛情を与えてくれるお2人には感謝してもしきれないです。お2人がいるからこそ江田島の密接なコミュニティが保たれているのかなと感じました。フェリーで帰る時に、「いってらっしゃい」とお見送りをしてくれて、江田島が、トカランドが、故郷のように感じ、その一言でこれからの人生がちょっとだけ明るく、前向きになったような気がしました。

さらに、それ以外の出会ってくれたたくさんの優しく温かい方々にもたくさんお世話になりました。小さな島だからこそ一人一人の関係が近く、そして深いことを改めて感じました。この出会いがこの先もずっと続くことを願っています。

最後に、この1週間で出会った人や、食べ物、景色、全て忘れたくない思い出ばかりです。このような貴重な経験ができたことを誇りに思い、これからの人生に生かしていきたいと思います。たくさんの新しいことに挑戦する素晴らしさを実感しました。本当にありがとうございました。