今日は5日目、私たちはボランティア活動の折り返しを迎えた。
午前8時半、多幸湾にたどり着いた。
朝早く漁を終えた漁師の皆さんが仕掛けた網から、たくさんの魚や海老や蟹をおろす作業を手伝った。
網にからみつく魚や海老たちを取る作業は、集中力が必要だ。
根気がいる作業を毎日繰り返している漁師の皆さんの苦労を身を以て知ることができた。
しかしながら、この海老漁は採算が合わずビジネスとしては続けられないとのこと。
それでも、大切な神津島の文化を守るためにこれからも少しずつ続けていきたいとおっしゃっていた。
経済性がもてはやされる世の中ではあるが、大切な文化の継承も忘れずに私たちは続けていかなければならないと強く実感した一日であった。