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限られた環境で自身の知恵をどのように活用していくことがベストなのか、考えさせられた

中之島村おこしボランティア3日目の報告を草野が致します。初日からの疲れがきたのか、起床は少し遅れ目。

しかし、島の緑豊かな自然の景観、騒音のない早朝での小鳥たちの囀り、南国のゆったりした風に包まれてメンバー全員で朝食を頂きました。

本日からECOFFの代表、宮坂さんが台湾から中之島に到着致しました。とても気さくな方で、でも大きな大志を抱いているようなそんな印象を受けました。

今日の活動内容は、枇杷の袋づくり、タンカン・日向夏の収獲、牛の食事準備・枝豆収獲後の土壌整備を数人のグループに分けて行いました。

お昼ごはんは、昨日作ったカレーをアレンジして「カレーうどん」、「カレーフォンデュ」を作りました。食べ物を残さず有効活用した上に華麗にオシャレな食事に大変身させました!笑

私は牛の食事準備・枝豆収獲後の土壌整備をやらせて頂きました。牛のエサやりに最初行ったとき、既に牛が柵の前で待ち構えていて、エサやり場に移動していくと物凄い早さで追ってきて無我夢中で食べている牛の姿を見ると微笑ましい。

農家の方の仕事への情熱、日々試行錯誤の連続から軌道に乗って行くための血のにじむ努力を随所で知ることが出来ました。私は、こうした情熱を持つこと、限られた環境で自身の知恵をどのように活用していくことがベストなのか考えさせられる活動でした。

午後は、農具の清掃・スコップでの土壌の掘り起こし・草刈り機での伐採等を農家さんの畑でやらせて頂きました。特に草刈り機については人生で初めて使って腰回りが筋肉痛になっても良い体験をさせて頂き、軽トラックの荷台に乗って田舎道を夕暮れの爽やかな風を受けながらトカラ馬のいる牧場地帯を走り抜ける情景は何とも表現し難い、都会、否現代ではなかなか経験できない物ではないかと思いました。

島の方々は誠意を示せば、それに必ず応えてくれる。自然に包まれ限られた環境で自らの知恵を絞りつつ懸命に毎日を生きていく生活の一部を知ることができました。

晩御飯には、メンバーで限られた食材を有効に活用する献立を考え、多く作ることが出来るようになってきました。宮坂さんを迎え、島の流れに少しずつ慣れ始めたメンバ-は明日も全力で島のボランティアを頑張っていきます!

では、例によって今回もあいうえお作文「トカラ馬」をしたいと思います。

とかいでは味わえない

かんきょうの中で

らんど(land:田舎)の素晴らしさは

うまく言葉では言い表せないけど

まだ見ぬ大切な世界が沢山詰っているんだ