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人生にチャンスは3回ある

奥尻島生活3日目。午前中は奥尻島津波館に行きました。1993年に地震発生と同時に起きた大地震により、奥尻島の多くの地区で壊滅的な被害を受けたことを知りました。災害の記憶を忘れないために、またそこから学んだ教訓を後世に残すために、地元に帰ったら家族や友人に伝えていきたいと思います。

次に離島仙人に会いに行きました。深海松を使って各自で好きなアクセサリーや置物を作る体験をしました。自分で作った世界にひとつだけの作品にはとても愛着が湧きました。お昼にイカやタコ道具(タコの内臓)を炭で焼いて食べました。私の好みの味で、ぜひまた食べに行きたいと思いました。ご飯を食べた後は、離島仙人の奥尻島に対する思いを聞いて、私もやりたいことを見つけて挑戦したいという思いが強くなりました。

午後は歴史民族資料展示室に行って、昔遊びをしました。その後、牡蠣の養殖活動をしている方にお話を聞いて、牡蠣が出荷されるまでに4年かかることを知りました。普段の食事で出されている食材はどこの誰が作ったものか分からずに食べていましたが、手間暇かけて作られたものが私たちの手元に届いていることを知って、大切に食べたいなと思えるようになりました。

活動終わりにゲストハウスまで帰る途中で、夕日が沈む瞬間を見ました。五感を研ぎ澄まして奥尻島の自然に目を向けていると、珍しい動物や美しい景色に出会い、穏やかな気持ちになります。島のすべての人との出会いに感謝して、残りの時間で少しでも自分の視野を広げられたらいいなと思います。