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学びの多い1日!

今日は早起きをして散歩に行くところからスタートしました。私たちが宿泊している 綾里 の方達は、すれ違うと皆優しく話しかけてくれるので、外は寒くても心が温まります。残り3日となった今日、そんな町を離れるのが寂しくなってきました。早起きをして、少しでも長くこの街を堪能したいです!

そして今日の午前中は、藻場再生のお手伝いをしに行きました。深刻化している 磯焼け の状態を回復させるために、昆布の種をまいて海藻を増やす活動をしました。具体的には、昆布種挟み込んだロープを設置していくことによって昆布を生やし、藻場を作っていくという方法です。昨日無事に取得できたライセンスの能力を活かして、ほんの少しでも藻場再生のお手伝いができて嬉しかったです。しかし、私たちができた作業はほんの一部に過ぎないので、これからもっと技術を磨いてもっともっと今の状況から回復できるお手伝いをしたいと思いました。

ダイビングをした後、お昼に海鮮丼と松茸そばをいただきました。頑張った後のご飯は格別に美味しかったです!

その後、夕方からは藻場再生トークライブをその場で聞かせていただきました。世話人の阿部さん、クマさんが所属している三陸ボランティアダイバーズ (岩手)とスイチャンネルさん(九州)ガンガゼのコラボです!磯焼けという問題は日本に限らず世界中で深刻化されているのですが、それぞれの地域で異なる特徴が見られるので、その特徴に合わせた対策が必要だということがわかりました。まず、岩手の海は現在2℃ですが、九州では現在14℃だそうです。そのように2つの地域では気候が大きく異なるので、岩手でうまく行った対策が九州でも同じような効果が期待できるとは限らないということを聞き、単純な問題ではないなと感じました。今回、何度も磯焼けの問題について考える機会がありましたが、他の地域からの視点も踏まえて考えることができ、とてもいい機会になりました。

残りの日数が少なくなってきましたが、悔いのないように過ごしていきたいです。