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人間活動で良い方向に

今日の朝はわかめ漁のお手伝いをさせていただきました。船上では朝日に照らされながらわかめを狩り、港に着いてからはワカメの根元部分に成長しためかぶをそぎ取る作業をしました。全て手作業で行うので手間と時間がかかっていることと同時に、人手が必要であることを感じました。

また、初めてドライスーツを着用して海に入りました。機材の重さと寒さで思うように身動きが取れず、想像以上に体力を消耗しました。気を抜くとひっくり返ってしまうため、体の軸がぶれないようにインナーマッスルを鍛えようと決意しました。

海底付近で泳ぐとフィンで砂やプランクトンを巻き上げてしまい、視界が濁ると数十センチ先にいいる人も見えなくなってしまいました。

海に潜ってみて、改めて自然の広大さを感じました。

バランスをとれずにいる私のすぐそばで、小さなヤドカリが歩いていました。それを見て、海の世界ではヤドカリのほうが優位に立っているんだよなぁと思いました。悔しさを感じましたが、人間の権力が支配しているように思われる陸上とは異なり、他の生物と共存して生きているということを体感しました。

今日は体をコントロールするだけて精一杯だったので、これからの講習で水中に慣れながらスキルを磨いていきます。

海中という新しいフィールドでどんな発見ができるか楽しみです。

今日は朝からわかめの芯抜き作業をした後、  ダイビング講習がありました。最後の2ダイブを達成し、オープンウォーターのライセンスを取得できました。悪天候や地震の影響で講習が数回中止になったので期間中に取得できるかどうか不安でしたが、無事に取得できて安心しました。

今日は水温がとても低く、冷たいところでは1℃にも下がりました。冬のダイビングは人間にとっては寒く大変ですが、低水温でなければ見られない生物と会えるチャンスだと思います。

数回目のダイブでやっと水中の動きに慣れたので、海底を観察する余裕ができました。魚の稚魚やヒメイカ、アナゴやイトマキヒトデ、ウミウシなど様々な生物を見ることができました。

また、キタムラサキウニが昆布をムシャムシャと捕食している場面に遭遇しました。磯焼けはリアルタイムな問題で、この現状を変えるには継続的な再生活動が必要だと実感しました。