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ミヤベイワナとLastDay

然別湖とヤンベツ川のみに生息する、ミヤベイワナという魚をご存知ですか?

魚好き、釣り好きの中では有名だと思います。ミヤベイワナはオショロコマの亜種で、約1万5千年ほど前に起こった火山噴火により川と海を行き来していたオショロコマが、然別湖に閉じ込められ独自に進化を遂げた魚です。色鮮やかな魚体の持ち主です。秋には川を遡上し、産卵。命を繋いでいきます。

然別湖ネイチャーセンターのスタッフの方は、然別湖の宝石であるミヤベイワナを守っていくために受精卵からある程度の大きさまで成育、その後湖への放流を行っているそうです。

自然は人為的作用により破壊されている例が多いですが、人の力は自然を守り高めてゆくことに使われるべきだと感じました。

今日はお休みをいただいたので最後のコタンを満喫しました! 念願のアイスバーではゆっくりとドリンク(もちろん氷のグラスで!)を、湖畔にあるカフェムバンチではオシャレなランチを楽しみました。午後は、3月の数日のみ行われるミヤベイワナの調査遊漁に申し込み、参加させていただきました。釣りの経験は少ない自分ですが、美しい魚体をこの目で見ることが出来てとても貴重な経験になりました。

10日間を通して、信じられないほどの人の優しさに触れることが出来ました。関わった方々全ての人に感謝の気持ちが止まりません!

濃い経験をさせて頂き、本当にありがとうございました。閉村までの残り約10日間、然別湖コタン2022がより多くの人に感動と美しい冬の思い出を残すことを心から願っています。