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牛さんモーモー

種子島4日目!

安納芋と和牛を育てている西園さんのところでお手伝いをさせていただいて、早3日目。今日でラストです!寂しい!!!ずっと居たい!!泣

<<牛さん>>

朝は子牛のミルクを作り、ご飯をあげ、食べた量を見ながら健康を確認します。ミルクを食べる勢いはまるで闘牛士。最初は圧倒されましたが、段々と母性が湧き、ミルクを飲む姿が将来の我が子のように見えました。笑

お昼に放牧から帰って来た1歳ぐらいの大きな牛に、巨大な真っ白のロールをあげます。中身は自家製の三年間発酵させた牧草!ジブリの映画「魔女の宅急便」で、貨物列車の牧草の上で寝るシーンのあれです!!とてもいい匂いがします!

ご飯を食べている間に、牛のお尻をチェックします。

かわいいお尻、

そうでもないお尻、、、

のチェックではなく、

発情期にあるかどうかを確認します。

ここにいる牛はメスだけですが、発情期が来ると交尾に似た行動をとるため、尻尾の上の皮がめくれます。

これを目印に繁殖適齢期だと判断し、タネを植え付けることで、新たな子牛が誕生します。

生き物を育てるということは、1日たりとも欠かさず世話をしなければならないということ。

特に人間より遥かに大きな牛は、ごはんをあげて、掃除をするだけでも、本当に一苦労!!!

国産和牛の美味しさは、餌にこだわり、手間暇かけて大切に育てられているからこそ生まれるのだと、

21歳になって初めて生産現場で見ることができました。

<<安納芋>>

一昨日収穫した安納芋は寝かせて甘くさせるため、温度管理された倉庫に保存。今回は十分寝かせた安納芋の箱詰めをしました!

猫のにゃーも一緒に作業。箱詰めしている横で、撫でろ〜と言ってきます。連れて帰ってしまいたい、可愛いすぎる。。。

6000人ほどいる南種子町で、昔は農家さんが1000程いたようですが、今は700ほどしかいないようです。

後継者不足の問題もありますが、機械化が進んだことで、生産量が多くなければ売上も出ず、生活苦になった人が多いと聞きました。

最近は、贅沢な生活を送り、食の美味しさへの希求は高まるばかりですが(とくに私)、肝心の原材料の生産者が減っているのでは話になりません。

重労働のイメージが多い農業の効率化を更にはかるか、高額な機械導入の補助を付けるなどして、多くの企業や人が参入しやすい体制を整えるなど、何か対策があればいいなあと思います。もしくは、やる気に満ちた知的な方が多い農業の魅力を、もっと多くのひとが知る機会を持てるといいなと思いました!!(マジメでごめんなさい!)

優しくて面白いコミュ力の塊のお嫁さん、娘にデレデレの丁寧で優しい息子さん、物知りでサービス精神旺盛なお父さん、笑顔がとても可愛くてごはんが最高に美味しいお母さん。そして可愛い孫の三兄妹ちゃん!感謝の気持ちでいっぱいです。大好きです!!!絶対にまた来ます!!!

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ちなみに、今夜はECOFFの世話人の山田さん宅で、お好み焼き&焼きそばパーティ!

温泉でスベスベお肌になり、うぇいうぇい楽しく、女子バレーがブラジルを倒し、港に到着した打ち上げロケットをおがみ、最高な夜でした!