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晴れを祈るecofferと匠Icchy

朝食、掃除と朝の準備を終え、オンコの天然林へと向かった。降り積もった雪をかき分けての散策はいい運動になった。ちなみに、オンコの和名はイチイである。

散策を終えたその足で焼尻島の高齢者支援センターを訪問した。焼尻島のおばあちゃん、いやお姉さん方は年齢を感じさせない元気さ。最高齢は94歳だという。交流を兼ねて一緒にUNOをした。「会話を止めない」というスローガンの下、みんなが積極的に話題を振ることができたのではないだろうか。

午後はシーグラスを使った箸置き作りをした。作業中はずっと天気の回復を祈っていた。なぜなら島に着いてから5日間、まともに晴れた日がなく遠くへの散策が全くできていなかったから。祈りが通じたのか夕方になって雲の切れ間から太陽が覗くようになった。ここぞとばかりに散策に出かけ、島1番の高台まで往復1時間半のハイクをした。夏にももう一度訪れたくなる景色ばかりだった。

最後に、今回のメンバーの1人であるIcchyについて紹介する。一言で表すと彼は「匠」である。寡黙に作業に取り組む姿が印象的である。しかし時折お茶目な一面を見せる人間味に溢れた人物である。普段料理をしない彼であるが、パウンドケーキ、さらには奥野さんの力を借りて夜ご飯のキーマカレーを作ってくれた。絶品であった。この数日で着実に料理の腕を上げている。今後も彼から目を離せない。