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初の焼尻島

今日は無事に参加者5人が合流し、焼尻島での生活が始まった。

焼尻島での活動を前に、島について少し教えて頂いた。

例えば、めん羊牧場では島の人口よりも羊が多く飼育されており、それを3人で切り盛りしているそう。そのため、もし無計画な行動をし、牧場の方々に迷惑をかけてしまえば、牧場が回らなくなってしまう。したがって、牧場に行く際にはそのことに十分注意し、自分のささいな行動がその後どのような影響を与えるか常に考えながら行動しなければならない。

また、島の消防署には常駐している人が1人しかおらず、火事が起これば島民同士で助け合うしかない。そのため、島の男性は消防団に入っているそうだ。

さらに、島には信号機がひとつしかない。車通りが少ない島でただ1つだけ信号機がある理由は小中学校に通う生徒への交通教育のためである。

私たちが住む場所では消防署や信号機ももちろんたくさんあり、何をするにしても人手

が足りなければすぐに人を集めることができる。しかし、島ではそのようなことはできないため、島民同士で支えあうことが命に関わるといっていいほど重要である。

このように、私たちにとって当たり前のことが島ではそうではなく、同じ日本でもこれだけ違う島での10日間は毎日新たな発見があると思う。また、発見するのには疑問を持つことが必要だと考えるため、10日間で感じた疑問はどんなことでも世話人の方に聞いてみようと思う。さらに吸収し、焼尻島を知らない人に伝えられるようこれからの10日間を大切に過ごしたい。