上の写真は、何の農作物の収穫風景でしょうか？

答えは…山芋です！！

今日は、岩川さんご夫妻の農園で、“山芋”収穫のお手伝いをさせていただきました！

写真のように、トラクターで土を起こした後に、手作業で山芋を収穫していきます。よくある芋掘りのイラストのように、地上に出ている部分を引っ張って、抜ければ良いのですが、実際はそううまくいきません。山芋の重さに負けて、茎だけが折れてしまうことが多かったです。そのときは、周りの土をどけて、山芋を横に引っ張り出すような形でとります。

この作業がなかなか大変！ずっとしゃがんで、前かがみで作業をするので、腰が痛くなります。でも、座ってやろうとすると、うまく力が入らない…。農家さんの苦労をしみじみと感じました。なんと90歳の方も、作業をされていました。我々若手も負けていられません！

さて、ここで農家さんに教わった豆知識を！写真の右奥、うねを覆っている黒のビニールシートは、「マルチ」と呼びます。雑草が生えること、雨で養分が流れることなどを防ぐそうです。屋久島の寒い地域(北部)では、霜対策としての使用も。とっても万能なんですね！

ちなみに、じゃがいもにはマルチをかけていませんでした。それは、植えてから収穫までの期間が短いため。山芋が10ヶ月に対して、じゃがいもは4ヶ月(梅雨を含まない)だそうです。写真の枚数の関係で、掲載できませんが、畑の様子が全く違います！屋久島を訪れて、ぜひ自分の目で確かめてみてください！

休憩中には、岩川さんが育てたじゃがいもなどをいただきました。茹でただけでも、とすごく美味しい！昼食のことも忘れて、たくさん食べてしまいました！

今日の作業もハードでしたが、岩川さんご夫妻や他のお手伝いの方々のあたたかさに支えられて、楽しくお手伝いをすることができました！そして、山芋ずんばいとれました！(「ずんばい」ってどういう意味？と思った方は、前日の体験記をご覧ください！)

残った山芋は、明日収穫！今日よりも早く、丁寧にとれるように、頑張ります！