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苦労の中で感じた温もりと課題

屋久島コースD日程4日目担当のクマノミです!

今日は、みんなで朝頑張って早起きをし、朝ごはんの前にサウスビレッジの周辺をお散歩しました!絶壁から見る絶景のおかげで眠気が一気に吹き飛びました〜!

朝食をとり、しっかりとエネルギーを充電したら早速作業に取り組みます!

今日は1日かけてじゃがいもの収穫を、農家さんの娘さんや町民の方々と共に行いました!

今回の農作業でも感じたこと、考えさせられたことが沢山ありました〜

まず、昨日まで2日間農作業を体験してみての正直な感想は、農作業=大変、辛いものでしたが、今日の農作業で、大変ではあるけども、楽しくて人々と繋がれる素晴らしいものだと思うようになりました。10ヶ月の赤ちゃんから90歳の町民の方まで幅広い年代の方と関わった1日でした。ご高齢の仲良し3人組が休憩時間に楽しそうに会話している様子や、農家の皆さんで赤ちゃんの面倒を見ている姿は、見ていてとても微笑ましかったです。また、人々が集まり協力しながら行う農作業により、お互いに深いつながりが生まれ、素敵だと感じました。都会では家族が一緒にいる時間があまりないような気がします。農作業を通して、例えば親子で仲が悪い家族がいたら直ぐに仲良くなれるのではないか⁉︎と思うような心が温まる優しい空間だと思いました。腰がとにかく痛くて作業自体は辛いものです。しかし皆さんマイナス発言は一切せず、ずっと表情が明るく笑顔が絶えなくて、常に生き生きされていました。そんな姿を見ていると、痛いことなどすっかり忘れ、楽しくじゃがいも拾いができました。農家さんから、じゃがいも1つ100円くらいするんだよ、と聞いて、土の中に埋まっているじゃがいも一つ残らず見つけ出してあげたい!そんな気持ちで無我夢中になって取り組んでいました。明日も元気よく頑張ります!

また、話が一気に暗くなってしまいますが、それと同時に農業の後継問題が深刻であると強く感じました。広大な面積の畑を少人数、しかもお年寄りだけで行うには限界があり、少子高齢化が進んでいる今、後数十年後には大幅に農業人口が激減し後継できなくなる。そして、農作物を食べられなくなってしまう、そうなりかねないと感じました。解決策として、いったい何が考えられるのか、、。残りの6日間、農作業を通じてじっくりゆっくり、考えていきたいと思います。