📣 ECOFFは地域と参加者の安全のために、感染症についての対策および方針を定めています。詳しくはこちら

出会いとお別れ

屋久島D日程、最終日のリーダーを務めたクマノミです!

ついに最終日が来てしまいました。本当に10日間はあっという間でした。

きょうは最終日ということで、早起きをして朝食前に先日お世話になったガイドさんに湯止まり温泉へ連れて行ってもらいました。そして、朝食を済ませ10日間過ごしたサウスビレッジの掃除をし、お別れをした後、ミッキーさんに運転していただいて、大川の滝や海亀の聖地である永田浜に寄りつつ、フェリー乗り場の宮之浦まで向かいました。そして、遂にミッキーさん、見送りまでも来てくださったガイドさんとお別れをしました。フェリーが動き出し、ゆっくりと島から離れていくと同時に、屋久島で出会った農家の皆さんをはじめとする出会った全ての皆さんや、10日間過ごした様々な思い出が一気に甦ってきました。そしてさらに、フェリーが見えなくなるまでの約10分間、途切れることなく両手を大きく振り続けてくださったミッキーさんの姿に感動し、しばらく涙が止まりませんでした。改めて、屋久島の人たちは心の温かい素敵な方達ばかりだと強く感じました。そして、必ずまた屋久島へ戻ってこよう、なにかしらの形で屋久島の力になることをしよう、と思いました。

私は屋久島ボランティアの2週間前にも、然別湖コタンボランティアに参加していたのですが、振り返るとそれぞれに違った魅力があったと感じます。今回の屋久島ボランティアで最も魅力的に感じたのは人々の温かさとつながりです。農業は、決して1人で出来るものではなく、周りからの支えがなければできないことです。今回も、同じ集落に住む農家さんが、人手が足りない農家さんの農作業を手伝う様子やお話がしばしば見受けられました。そのような助け合いを重ねていくうちに絆が深まっていき、優しさで溢れる方々であふれていくのだと思います。農業は、私達が生きていくために欠かせないものですが、人々のつながりと優しさを生み出す素晴らしいものでもあると思いました。これからは、人との出会いをより大切に生きていきたいです。

ECOFFボランティアで1番大事なことは、今回の経験で感じたこと、考えたこと、学んだことをいかに多くの方々に共有し、村の活性化に繋げられるかだと思います。村のためになにが出来るのか、どうすれば人々に上手く伝えられるのか、この島で過ごした10日間をゆっくり、じっくりと振り返りながらよく考え、それを行動していこうと思います。

最後に、このような状況下にあるにもかかわらず私たちのことを受け入れてくださった農家の方々、サウスビレッジの方々、最後まで私達に尽くしてくださったガイドの岡本さん、そして、一緒に10日間過ごしたECOFFのメンバーのみんな、本当にお世話になりました。とてもとても楽しい、充実した10日間でした。ありがとうございました。