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村おこしボランティア【長生郡コース】での活動の様子

この4人だから。(10日目、最終日)

明日には皆別々の場所にいる。そんなことを思っていたのだろうか。今日か翌日か分からない時間までトランプをする。

そんな中、一人が「今外行ったら朝日みれる!」。いや流石に眠い、別れの瞬間のために体力回復したい。

気付いたら4人で眠い目をこすりながら全力ダッシュ。今を大切にする(?)そんな4人だからこその10日間。

長生郡選んで良かった。白子町に来れたからこんな経験ができた。昨日まではみんなでそう言い合った。

違う気がする。この4人だったから。一人でも欠けてたら違う結果になってたと思う。

いつも通り、迎えに来てくださったほっちゃんを待たせる。「ええんちゃう?」ほっちゃんの緩さに取り敢えず大爆笑。いや掃除しろ。

家とNBにさよならの挨拶。ランチ、お土産買い出し。白子のゆっくりした時間を傍目に淡々と進んでいく。

14時半、茂原駅。10日前の景色とは全く違う。知らない土地から第2の故郷。

不思議なくらい別れはさみしくなかった。故郷だから。

ほっちゃんは一人で車を発車させる。

「では、また。」

ディズニーランドから帰宅する人達に紛れ、早歩きで京葉線から乗り換える。

やっぱ自分は東京の人間なんだな。白子町から何を学んだんだろう。

学んだことなんて直ぐに分からない。それで良くないか?社会に出て、家庭を持ち、、、そこでやっと学びに気づくのでええんちゃう?本当の学びってそういうことかなとふと思う。

自宅に戻り、ラインで連絡を取ることに違和感。

もう一緒に自炊することは無い。ベトナム人の技能実習生と拙い日本語で意思疎通を図ることも、地元の人がワイン片手に家に押しかけて来ることも無い。

「予定」が「楽しい」になり、「感謝」となり、「思い出」となった。

こんな思い出がもっとたくさん、作れますように。

2024年度 長生郡A日程(8/20-8/29)、終了。