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村おこしボランティア【今治里山コース】での活動の様子

生きる自然、活かす人間

午前中に田んぼの草取り、午後には2チームに分かれて私のチームは地域の方のブルーベリー畑に肥料をやったり、モグラ対策を施したりしました。夜は温泉に入った後、ハンバーグを作ってみんなで食べました。

特に印象に残っているのは田んぼの景観です。草のこすれる音、土の匂い、きらきら光る水の冷たさと日光の暖かさ、泥の柔らかい感触。そのどれもが心地よいものでした。

そこにはカエルやバッタ、トンボがたくさん生きていました。田んぼに生きる命や田んぼそのものもこんなに生命に溢れていて動いていることを私は知らなかったので驚きました。

田んぼは米を作ることができるだけではありません。水を貯めておいてゆっくり下流に流し、増水をおだやかにすることもできるのです。そんな機能を持つ田んぼは、昨今数が減っていて洪水が起きやすくなっているといいます。それがある前提でライフスタイルを作ったのに、今更要らないというのはわがままなのではないでしょうか。

放置竹林や耕作放棄地も元はと言えば人間が開拓したものです。人間の都合で使わなくなったら捨てるなんてそんなことは筋が通らないのではないでしょうか。一度手を加えたのなら、人が責任を持って面倒を見続けるべきだと思います。

一度開拓された土地も人間を必要としていて、そこにいる人間も食べるためや作物を売るためなどでその土地を必要としています。お互いに相手を利用し合いながら生きています。その土地を生かすも殺すも人間次第なのではないでしょうか。そこに生きる自然を上手く利用して無理なく持続できるライフスタイルを保っていってほしいと思います。

筆者:はる