はじめは長いように感じていた10日間もついに最終日をむかえました。
思い返すと一日一日が本当に充実していたように感じます。たくさんの出会いと非日常な体験に恵まれて、おそらく私の高校生活で最も充実した10日間だったと思います。
最終日は特に農作業などはなく、お世話になったお家の片付けと掃除をしました。どんどん荷物がなくなり綺麗になっていく部屋を見ていると、少し寂しくなりました。
お別れの際には世話人の方が温かく手を振って下さり、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
私はこの10日間でたくさんの学びや発見、経験を得ました。この黒潮町での体験ははじめてだらけで、はじめは戸惑いながらの作業でした。しかし慣れていくうちに作業は捗り、不安だった集団生活からも楽しさを感じられるようになり、ピザパーティーやたこ焼きパーティー、UNOや釣りなど、ecoffの活動以外の時間も笑顔の絶えない充実した時間になりました。そして最終的には終わりのない草むしりから強靭な忍耐力まで手に入れることが出来ました。
世話人の方々、阿部ファームの皆さん、林業の聖さん、ecoffの皆さんありがとうございました。たくさんの人に支えられたこの10日間はとても貴重で、かけがえのないものとなりました。
また来年ぐらいに会いましょう!!
筆者:伊藤里桜