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ジオパーク認定の竹島

さつま竹島1日目。

朝からあいにくの雨でしたが、メンバー全員無事に集合し、鹿児島港を出ました。

鹿児島港から竹島へのフェリーは週に4便あり、3時間で着けるという離島の中では比較的アクセスのしやすい立地にあります。しかし、天候の影響が大きくて欠航が続くと物資が届かないそうで、便利になってきた一方でやはり離島の生活の大変さというのを感じました。

竹島に着いて昼食を済ませた後、世話人の山崎晋作さんに島内の様々なところを案内して頂きました。

中でも印象的だったのが、硫黄島と竹島の間の海底には、7300年前(縄文時代)に大噴火を起こした「鬼界カルデラ」があり、竹島には当時の地層がわかる場所がいくつか存在してジオパークに認定されていることです。話の規模が大きすぎて唖然としましたが、こうした大自然の雄大さを感じることの出来る場所はとても魅力的だと思いました。

また、小中学校では教頭先生に案内して頂き、離島の学校生活について色々教えて頂きました。全校生徒が十数人しかいないため、学年が違う子たちが同じ教室で授業を受けたり、先生とマンツーマンだったりと都会の学校とは全く違う雰囲気でした。現在、竹島出身の子供は2人で、他は山村留学で来ている子供達だそうで、その2人がいなくなってしまうと山村留学制度が使えずやむなく閉校となってしまう恐れがあるとのことで、若い世代やお子さんのいる家庭の竹島への移住・定着は早急に考えていかなくてはいけない問題だと感じました。

まだ1日目なのでこれからボランティアを通して竹島の良さや竹島が抱える問題についてもっと知って、これから自分がどう関わっていけるか考えながら行動したいなと思います。