本日は、嘉陽区のお祭りである綱引きの準備を手伝った後、お祭りに参加してきました!
嘉陽区の綱引きは、綱を作るところから始まります。その綱の材料は、地元の田んぼでとれた稲の藁!豊穣をお祝いする目的があるので、収穫した稲の藁を使うようです。午前中はみんなで協力して、ご指導のもと藁を三つ編みにして綱を作りました。
夕方は伝統音楽・舞踊の披露があった後、いよいよ綱引きへ。東と西に分かれて綱を引くのですが、自分は西側で参加。その結果は…なんと引き分け!
綱引きが終わったら、その綱を使って相撲をし、並行してBBQ😋 焼きそばに豚肉、そして生ビール…最高でした。
ところで、作業の合間や食事中には現地の方とお話する機会がありました。
沖縄は昔、たくさん田んぼがあったらしいのですが、それだけでは生活を豊かにすることが難しかったらしく、やがて商品作物であるサトウキビやパイナップルなどの栽培が盛んになったようです。そうなると当然、田んぼが沖縄からどんどん減ってくるわけで、嘉陽区も一時期は田んぼが全滅して綱引きの行事が無くなってしまったようです。ですが、文化を継承したい住民の思いにより、一部分ではありますが田んぼが復活し、綱引きが開催できるようになった、という歴史があったみたいです。実体験を聞いて、農村地域の文化継承の難しさを再認識させられた気がします。