世話人、現地の方々、メンバーと素晴らしい人達の中でかけがえのない10日間を過ごすことができました。面接の時に聞かれた、「あなたはこのボランティア経験を今後の教員人生の中で何に活かせますか」という質問に、前回のボランティアで人生観が変わる程心が動かされたにも関わらず言語化ができるほど自分の中に落とし込めていなかった為当たり障りのない事しか言えず、答えを探す為に今回の参加を決めました。「あなたにできる村おこし」という最後の発表で自分は何を言えるだろうか、と考えながら過ごした10日間でしたが無事に答えを見つけることができました。自然との共生について学んできた私は都市部の人が農業、漁業、そして地方での自然とともに生きる生き方を選択肢に入れてほしいと感じて教員への道を選びました。しかし、私の履歴書を読んだ鹿児島出身の大学の先生はあなたのように地方も都市部も知っている人こそ選択肢が少ない地方の教員として地方の子供に選択肢を増やすの向いてると思う、と言われており今回種子島に来てその意味もわかった気がします。お世話になった土地に何が返せるのか、どういった還元ができるのかはまだ社会に出ていない自分にははっきりとした答えは出せませんが自分が何をしていきたいのかの軸は見つけられた為今後向き合い続けていきたいです。