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牛のお世話をして、牛にお世話になったこと

最終日。

今までお世話になったセンターのお掃除をした。

お掃除が一通り済んだ後、少し時間を頂いて島をブラブラした。

今日は牧場のお手伝いもない。

でもしばらくお世話になった牧場に自然と足が向いた。

米村さんの牧場へ行く途中には港が見下ろせる絶景ポイントがある。

私はその坂道を登るのが大好きで、通るたびに「絶景〜!」と叫んでしまう。

雨の日も風が強い日も、そこからの景色は美しく

「硫黄島にいるんだなぁ」と思わせてくれるのだ。

米村さんの車は、毎日毎日ここを通って牧場に行く。

体がしんどくても、ケガして動けなくても、どしゃ降りの雨の日でも毎日毎日牧場に行く…

そんな事を想像して歩いていると、私は今見ている景色が

私の知らない島の厳しさや島の豊かさを何年も何年も知っているように思えてきてなんとも言えない気持ちで一杯になる。

滞在最終日にiPhoneの液晶に傷が出来た。

ただ私が手が滑って落としてしまっただけなのだけど、この傷を見るたびに

牧場でiPhoneを落としたと思って諦めていたら米村さんが探しに行こうと夕食前に車を出してくれた時の事を思い出す。(お騒がせして本当に申し訳ありませんでした)

その事を思い出すと、芋づる式に

活動に参加しようと思った時の心境、初めて顔合わせしたフェリーの中での事、由美さんの手作りおやつの事、牧場の事、小屋の事、海に行った事、温泉に行った事、ピン、カイト、牛にベロベロに舐めまくられていたニャンコ先生、ご飯の時の事、いつも期間中は誰かしらがそばにいてくれて、助けてくれて、メンバーの皆はじめ米村さんや由美さん、地元の方々や子ども達と沢山沢山色々色々話した事を思い出す。

こういう経験は、観光ツアーでは中々体験出来ないなぁ。

滞在中は本当にお世話になりました。

硫黄島の活動では、上記を含め普段出来ないようなビックリするような活動が盛りだくさんでした。

昨年、大量発生したバッタが気になります。

私はもう少しパワーアップして

また島に行きます!