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村の原動力となる人

山﨑晋作さんの村おこしボランティア

さつま竹島

募集情報

村おこしボランティア【さつま竹島コース】

  • 参加者層:大学生を中心としたプログラムです
    世話人の希望により、中学生から20代前後まで参加可能な場合があります。
  • 募集日程
    • 仮A日程:2026年8月7日(金)〜2026年8月16日(日) 【9泊10日】
    • 仮B日程:2026年8月28日(金)〜2026年9月6日(日) 【9泊10日】
    • 仮C日程:2026年9月18日(金)〜2026年9月27日(日) 【9泊10日】
  • 参加形態:少人数制(1〜6名程度)
    はじめての方・1人参加がほとんどです。
    人数に関わらず実施され、事前相談は早めにエントリーされた方から行います。
  • 費用:46,900円(リピーターは3,000円引き)
  • スケジュール
    • 前日
      • 前泊が必要な方は、鹿児島へ移動
    • 初日
      • 9:00 フェリーみしま待合所で参加者集合
        ※ECOFFからの同行スタッフはおりません。事前に作成するLINEグループを使い参加者同士で合流してください。
      • 9:30 鹿児島港からさつま竹島へ出発
      • 12:30 さつま竹島へ到着・港で現地世話人と合流しオリエンテーション
    • ボランティア中
      • 空き家再生のDIY
      • 竹の活用方法を考える
      • 地域の作業(竹林の伐採・道路清掃など)
    • 最終日
      • 11:05 さつま竹島から鹿児島港へ出発
      • 14:05 鹿児島港到着・解散
        ※フェリーの鹿児島港到着は遅れる可能性もあるのでご注意ください。鹿児島港から鹿児島空港までは2時間ほどかかります。
  • 備考

    フェリーの運航予定が未定のため、現在は仮日程です。

※ 参加申し込みではありません
※ 募集開始時にメールでお知らせします

答えのない島で見つける、自分だけの新しい「ものさし」

「今の生活の延長線上に、自分の納得する未来はあるのだろうか?」

就職活動や日々の講義、都会の喧騒の中で、そんな違和感を抱いている若者は少なくありません。スマートフォンの画面越しには得られない「手触りのある暮らし」を感じに来ませんか?

鹿児島県三島村にある「竹島」は、人口わずか55人の小さな島です。週に数回しか来ないフェリー、豊かな竹林、反映して「自分がいなければ、この行事が成立しない」という一人ひとりの切実な役割。

ここには、都会の効率化や就職活動のテンプレートにはない、泥臭くも温かい「生きる実感」が溢れています。

単なる「地方体験」や「ボランティア」ではありません。島の世話人・山崎晋作さんの生き方に触れ、地域の日常に深くとけこむ10日間。

「今の自分に何ができるのか」と悩むあなたにこそ体験してほしい、価値観を揺さぶる住み込み型の村おこし体験。その核心に迫ります。

フェリーから見える竹島
フェリーから見える竹島。ここからあなたの10日間が始まります

離島ボランティアを超えた「生きる」体験|三島村・さつま竹島コース

鹿児島県三島村で暮らす山崎晋作さんは、島の8割を竹林が占める「竹島」で、地域の営みを次世代につなぐ仕事に取り組んでいます。

人口わずか55人。フェリーが週に数便しか来ないこの島は、一見すると不便な「何もない場所」に見えるかもしれません。

しかし、そこには豊かな「大名筍(だいみょうたけのこ)」の恵みと、55人全員に明確な役割がある濃密な暮らしがあります。

村おこしボランティア【さつま竹島コース】では、参加者とともに竹林の整備や伝統行事、そして島の日常である食文化の体験を行い、地域のリアルな鼓動を感じることができます。

竹島での筍狩り
島の特産、大名竹。竹の価値を再発見する活動に取り組んでいます

都会の閉塞感からUターン。不作の苦悩を乗り越え、竹島で暮らしを再構築した物語

竹島には高校がないため、高校進学と同時に島を離れた山崎さん。その後も東京や鹿児島市内のIT企業で、スマートフォンアプリの開発やパソコンインストラクターとして働いていました。

一度は島外へ出たものの、20代の頃、姉のお子さんの子育てをサポートした経験が転機となりました。

山﨑晋作さん

山﨑晋作さん

都会では子供が泣くことすら自由にできない。周りの目を気にして、のびのびと育てられない。その時に、自分の育った島の解放感を思い出したんです

2014年、結婚を機に故郷へUターン。しかし、戻った当初の島は、主産業である筍の収穫も不作が続き、一日中働いてもわずかな収入にしかならない厳しい現実がありました。

それでも山崎さんは、島を訪れた恩人との出会いから大名筍の真の価値に気づかされ、ゼロから販路を開拓。地域の人々との絆を深めながら、少しずつ島の暮らしを再構築していったのです。

「若い人の存在」が島を動かす|竹島での関係人口創出の重要性

今の山崎さんの主な仕事は、特産品である大名竹(だいみょうだけ)のブランディングと販路開拓です。さらには、島で20年ぶりとなる商店をオープンさせ、空き家を改修した宿「竹のいえ」を経営するなど、島に必要なインフラを自ら作り出しています。

竹島唯一の商店「竹のいえ」

竹島は、自分にとって「家族」のように当たり前で大切な存在。一方で、深刻な課題は急激な人口減少です。ここ数年で人口の約4割が減り、島の維持機能が限界に近づいています。

「若い人が来ることで、島の人たちの表情が変わる」と、山崎さんは変化の手応えを語ります。若者がおじいちゃんから釣りを教わり、一緒に行事を盛り上げる。その光景が、島の人々に「自分たちの暮らしには価値があるんだ」という自信を取り戻させているのです。

竹島での竹林整備
島のおじいちゃん・おばあちゃんと。世代を超えた繋がりがここにはあります

「人・社会・自分」と繋がる10日間|世話人と参加者が過ごす深い時間

これまでの参加者には、自分の生き方に疑問を感じ、進むべきヒントを探している学生が多く、中には参加後に教員となり「竹島への赴任」を希望して島に戻ってきた卒業生もいるといいます。

山崎さんが大切にしているのは、「繋がり」を感じてもらうこと。

まずは「人と人」の繋がり。人口が少ない島だからこそ、そこには濃密な助け合いが息づいています。次に「社会」との繋がりです。

産業や教育、インフラといった要素がバラバラに存在するのではなく、生活のすべてがゆるやかに繋がっているという実感を肌で感じることができます。そして最後に「自分自身」との繋がり。外部の情報に惑わされず、静かな島で自分の内側にある答えに耳を傾ける時間を持ってほしいと考えています。

山﨑晋作さん

山﨑晋作さん

10日間、島というテーブルの上に自分の悩みを一度全部出してみてほしいです

竹島での釣り
自分で釣った魚!「できる」ことが増えるたび、自分が好きになる

答えのない問いを、共に探せる仲間でありたい

「答えを持たずに島へ来てほしい」と語る山崎さん。 「都会の価値観が正解で、困っている島を助けに来てあげた」という姿勢ではなく、島に潜む答えのない課題に対して、一緒に悩み、一緒に考えてくれる人を求めています。

大切なのはスキルの習得ではなく、「繋がり」に気づくきっかけを得ること。「地域おこしに正解はない。だからこそ、ここで過ごす時間を人生の節目にしてほしい」という明確な軸が山崎さんにはあります。不安を持ってきたとしても、それを共有し、共に歩むスタンスで参加者を迎え入れます。

竹島の島民との交流
夜はみんなで誕生日会。島の人と家族のように過ごす温かな時間
ジオパーク竹島の大自然
ジオパークにも認定された圧倒的な自然の中で、自分と向き合うひととき

伝統の盆踊りと竹林整備。命を捌き食べる「竹島の日常」を味わう

村おこしボランティア【さつま竹島コース】では、季節に応じた島の営みを中心に体験できます。

  • 春: 島の未来を守る「竹林整備」をおじいちゃん・おばあちゃんと共に行います。
  • 夏: 伝統の盆踊りを支え、竹で作った灯籠(竹まり)で島を彩ります。
  • 通年: 自分で魚を釣り、さばいて食べる。そんな「当たり前」の自給を体験します。
山﨑晋作さん

山﨑晋作さん

魚をさばいたことがなくても大丈夫。島ではそれが日常ですから(笑)

単なる作業体験ではなく、休憩時間の何気ないお喋りや、自ら食料を調達することなど、『島の日常』を五感で味わいましょう。

竹島で魚を捌く体験
魚をさばく。命をいただく実感が、食への感謝に変わります
竹島の盆踊り
竹島の夏の伝統行事、盆踊り。島民の輪に入り、伝統文化を繋ぐ一員として汗を流します

「わざわざ来る理由」がそこにある。竹島であなた自身の原風景を見つけませんか?

「日本の原風景を残すとは、自然と調和した『人の営み』をバトンタッチしていくことだと思う」と語る山崎さん。

山﨑晋作さん

山﨑晋作さん

人口減少が進むこの島で、若い人がただ歩いている、それだけで地域に元気が生まれるんです

硫黄岳を眺めながらの作業
絶景をバックにした作業。この景色を未来に残すのは、あなたかもしれない

ただ自然が残っているだけでは、それは「荒れ果てた風景」に過ぎません。人がそこで笑い、働き、助け合って生きているからこそ、その景色は美しく輝きます。最後に、参加を検討している方へメッセージをいただきました。

山﨑晋作さん

山﨑晋作さん

一歩踏み出す不安は、持ってきてもいい。その一歩が、あなたにとっても島にとっても、大切な時間になるはずです。竹島で、お待ちしています

体験記

参加者の声

宿泊施設について

活動期間中は、世話人のゲストハウス(竹のいえ)に宿泊します。

男女別の相部屋を基本とした、シンプルで清潔な滞在環境で、寝具・エアコン・シャワー・洗濯機・シャンプー・リンス・ボディソープ・ヘアドライヤーなど、生活に必要な設備は揃っています。

食事は自炊が基本で、共有キッチンを利用します。なお、食材や調味料は世話人が準備します。

Wi-Fi完備、各通信キャリアの電波状況も問題ございません。

よくある質問

できます。

ECOFFは、経験よりも「やってみたい」という気持ちを大切にしています。多くの参加者が未経験からのスタートです。

主に大学生・若者世代を対象としていますが、プログラムによっては社会人の参加も可能です。

※詳細は各募集ページをご確認ください。

宿泊費・食費・プログラム運営費などが含まれます。

交通費は原則自己負担です。

可能です。

ただし、参加可否はそれぞれ個別に判断されます。

コースごとに異なります。

数日〜2週間まで幅があります。

原則できません。

プログラムは全期間参加を前提に設計されています。

作業しやすい服装・汚れてもよい靴が基本です。

詳細な持ち物についてご質問やご不明点がある場合は、参加確定後にご案内するLINEグループでご相談ください。

※この時点では正式な申込みではありません。
※内容を確認のうえ、事務局または世話人からご連絡します。