参加者想いの優しい世話人
宮﨑聖さんの村おこしボランティア
四万十川林業/柏島
募集情報
村おこしボランティア【柏島コース・A日程】
- 参加者層:大学生を中心としたプログラムです
世話人の希望により、高校生から20代前後まで参加可能な場合があります。 - 募集日程
- A日程:2026年7月17日(金)〜2026年7月21日(火) 【4泊5日】
- 参加形態:少人数制(1〜3名程度)
はじめての方・1人参加がほとんどです。
人数に関わらず実施され、事前相談は早めにエントリーされた方から行います。 - 費用:31,100円(リピーターは3,000円引き)
村おこしボランティア【柏島コース・B日程】
- 参加者層:大学生を中心としたプログラムです
世話人の希望により、高校生から20代前後まで参加可能な場合があります。 - 募集日程
- B日程:2026年8月7日(金)〜2026年8月17日(月) 【10泊11日】
- 参加形態:少人数制(1〜3名程度)
はじめての方・1人参加がほとんどです。
人数に関わらず実施され、事前相談は早めにエントリーされた方から行います。 - 費用:50,000円(リピーターは3,000円引き)
村おこしボランティア【四万十林業コース】※2026年夏の開催はありません
- 参加者層:大学生を中心としたプログラムです
世話人の希望により、20代前後まで参加可能な場合があります。 - 参加形態:少人数制(1〜3名程度)
はじめての方・1人参加がほとんどです。
人数に関わらず実施され、事前相談は早めにエントリーされた方から行います。 - 費用:46,900円(リピーターは3,000円引き)
高知県四万十・柏島で住み込みボランティア──林業と海の暮らしに溶け込む10日間
高知県四万十市で暮らす宮﨑聖(みやざき・せい)さんは、日本最後の清流と呼ばれる四万十川のほとりに生まれ、人生のほとんどの期間をここで過ごしてきた人です。まわりからは「聖さん」と呼ばれています。
川のカヌー、鮎や鰻の漁、ヒノキの林業、そして高知西部の海。この地では、自然に関わる仕事が、生活のすぐそばにあります。

村おこしボランティア【四万十林業コース】と【柏島コース】では、参加者が聖さんとともに、チェーンソーを握ったり、シュノーケリングの準備を手伝ったりしながら、この土地の日常を体の中に刻む10日間を過ごします。
「やりたいことが全部ある」──30年前から自然の仕事を目指してきた世話人の話
大学は大分の日本文理大学で野球をしていました。理由を聞くと、笑いながらこう言います。
宮﨑聖さん
他の大学は全部落ちたからです
都会への憧れはなく、自然の中で遊び、仕事をすることだけを考えていた学生時代でした。卒業してすぐ四万十に戻ったのは、ごく自然な流れだったかもしれません。

30年前から「カヌーガイドになりたい」「水族館でイルカの調教師になりたい」と話していたといいます。
当時、まわりに理解してもらえることはなかったそうです。それでも諦めずに動いていたら、気づけばその全部と関わる仕事になっていた。そういう人です。
移住でも、Uターンでもない。ずっとここにいる。その静かな確かさが、聖さんのベースにあります。
若者が出ていく田舎で、外から来る大学生が果たす役割

今の聖さんの主な仕事は、自然体験のインストラクター、リバーガイド、自伐林業、そして木工です。ほぼアウトドア、という表現が一番近いかもしれません。
四万十が好きな理由を尋ねると、少し間を置いてこう答えてくれました。
宮﨑聖さん
好きなことが全部ありますね。やりたいことができています
ただ、田舎に長く住み続けることの複雑さも、正直に話してくれます。地域のしがらみ、人口減少、仕事の選択肢の少なさ。
高校を卒業すれば、進学のために若者のほとんどが外に出ていく。大学進学を考えると、通える大学が近くにほぼないからです。それは四万十に限らず、日本中の田舎に共通する現実です。
だからこそ、ECOFFで外から若者が来ることに、意味があると感じています。

宮﨑聖さん
若い人がいないから、若い人たちの雰囲気はいいよね。それだけで全然違うし
若者の存在が、地域に色を足す。聖さんはそう、静かに確信しているようです。
林業ボランティアから就職・移住へ。四万十での体験が人生を変えた事例

これまでの参加者は、林業に関われる春の日程では「やる気があって真剣な子が多かった」、観光業のお手伝いがメインとなる夏の日程では「楽しみ半分という子もいたけど、みんなそれなりに頑張っていた」と話します。

印象的なエピソードを聞くと、こんな言葉が返ってきました。
宮﨑聖さん
特にというよりは、全部が印象的で
最初は緊張して来て、少しずつ打ち解けて、最後はいい笑顔で帰っていく。その変化を、10日間かけてそばで見ている。それが聖さんにとっての充実感でもあるようです。

四万十林業コースからは実際に林業従事者として就職した参加者がいて、移住してきた人もいます。

「ECOFFで地域交流から移住・定住という流れが、実際に起きている」と話すとき、聖さんの声は少し誇らしげでした。
参加者に感じてほしいことは何かと聞くと、こう言います。
「自分を成長させたいと思って来てほしい」
かしこまらなくていい。四万十・柏島ボランティアの世話人との距離感

聖さんは、参加者との距離感についてこんなふうに話します。
宮﨑聖さん
責任を預かるから保護者という感覚はあるけど、友達のように気さくに仲良くなれたらという両方。対等な立場かな、というスタンスです
上から目線ではなく、かといって放任でもなく。参加者が学びに来るように、自分も学ばせてもらうという感覚で向き合っています。かしこまらなくていいです。緊張して来ても、きっとすぐに打ち解けられると思います。
チェーンソーを握り、木を倒す。四万十林業コースの10日間

四万十林業コースの主な活動は、自伐林業の体験です。チェーンソーの基本から始まり、最終日には実際に木を倒すところまで学びます。修了証も発行される、本格的な内容です。
宮﨑聖さん
普通は2日間で終わる講習を、10日間かけてゆっくり丁寧に教えています
チェーンソーの使い方だけではありません。薪を作り、その薪でサウナに入り、ピザを焼く。林業から派生した、森の活かし方をまるごと体験できます。また、災害時の風倒木への対応など、田舎暮らしで実際に役立つ技術も伝えています。



チェーンソーに不安を感じる方も多いと思います。でも、聖さんはこう言います。
宮﨑聖さん
女性が半分以上で、みんなちゃんと最後は木を切って修了証をもらえています。大丈夫です
「やるぞ」という意気込みを持って来てくれれば、あとは聖さんが丁寧に教えてくれます。
朝6時、鳥の声で目が覚める【林業コースの1日】

6時起床、掃除からスタート。早起きが、田舎のリズムです
午前中:座学または実技(チェーンソーの扱い方、山での作業)
昼食:裏山からすぐ戻れる距離なので、みんなで家に帰って食べます
午後:実技の続き、または薪作り・サウナ・ピザ焼きなど林業から広がる体験
15時ごろ作業終了。夕方はゆっくり過ごせます
夕食:全員で分担して作ります。その日のことを話しながら食べる時間です
早寝。また明日の朝6時へ
10日間の大まかな流れ【林業コースの10日間】

1日目:最寄り駅で聖さんがお迎え。夜は交流会でメンバーと打ち解けます
2〜4日目:チェーンソーの仕組みと安全管理を学ぶ座学と、外での実技を半分ずつ
5〜6日目:中休み。四万十川での川遊び、薪火でピザを焼く日もあります
7〜9日目:山に入って、実際に木を切る作業が本格化、最後には大きな木を倒します
10日目:修了証を受け取って解散
荷物は身軽でいい【林業コース持ち物ガイド】

「道具はほぼ全部こちらで用意しています」と聖さんは言います。ヘルメット、手袋、合羽、長靴といった林業用具はすべて貸し出しがあるので、大荷物で来なくて大丈夫ですが、これだけは必ず準備してください。
汚れてもいい作業着(チェーンソーの油がつきます。捨ててもいい服でOKです)
履き慣れた靴(長靴は不要です。普段の靴で来てください)
着替え多め(あるだけ安心します)
服装に自信がなければ、事前に聖さんに相談してみてください。参加者は、専用のLINEグループに招待します。
山の家で、みんなでご飯を作る夜【林業コースの宿泊・食事】

聖さんの自宅に泊まります。男女別の相部屋で、風呂・トイレも完備されています。Wi-Fiは弱めですが、むしろそれくらいがちょうどいいかもしれません。
宿泊:聖さんの自宅(男女別部屋・風呂・トイレあり)
食事:毎食みんなで自炊。1回は自分の得意料理を披露する日があります
買い物:コンビニまで車で約10分。買い出しには一緒に出かけます
日本で唯一、港にイルカがいる島。柏島コースの10日間

高知県の最西端に近い場所にある柏島は、日本で魚の種類が最も多いといわれる島です。港には野生のイルカが出没することもある、そんな場所です。
柏島コースでは、「黒潮実感センター」という NPO法人のアクティビティをお手伝いします。クリアカヌーとシュノーケリングの準備・片付け、ライフジャケットの洗浄、お客さんへの対応、食事作りが主な仕事です。ガイドツアーにも同行しながら、海の仕事の日常を体の中で感じてもらいます。
仕事の合間には、シュノーケリング・カヌー・イルカウォッチングを自分でも体験できます。海が好きな人には、たまらない10日間になるかもしれません。
宮﨑聖さん
猫の手も借りたい忙しさだけど、それ以上にシュノーケリングもカヌーもイルカも体験できる。超お勧めです
そんなふうに笑いながら話してくれます。受け身ではなく、積極的に動ける人と一緒に過ごしたいと、聖さんは言います。
海と生きる人たちの朝に混ざる【柏島コースの1日】

6時起床。朝食を作って、体を起こします
8時:アクティビティのベースへ出発(宿から歩いて1〜2分です)
9〜11時半:シュノーケリング・カヌーのサポート。自分も海に出ます
昼休み:交代しながら、しっかり休みます
午後〜16時ごろ:午後のアクティビティサポート。道具の洗浄・片付けも
夕食:全員で分担して自炊。島の夜をゆっくり過ごします
海に飛び込む準備だけでいい【柏島コース持ち物ガイド】

シュノーケリングやカヌーの道具は黒潮実感センターにそろっています。忘れないで欲しいものは、これだけで大丈夫です。
帽子(炎天下での作業が続きます。必須です)
ギョサン(ビーチサンダル。磯でも船の上でも大活躍します)
日焼け止め(多めに持ってきてください。本当に焼けます)
水着(毎日着ます)
水筒(こまめな水分補給が大事です)
目の前が海、という贅沢な10日間【柏島コースの宿泊・食事】

海のすぐそばにある古民家に泊まります。少し古めですが、それが島らしくていいのかもしれません。
宿泊:古民家(女性2階・男性1階、台所あり。目の前が海です)
食事:毎食みんなで自炊。すぐ近くの商店でお菓子やお酒も買えます
おまけ:釣り好きには最高の環境です。釣り竿を持ってくる価値があります
四万十と柏島のボランティアで、自分を成長させに来てほしい
ECOFFのキャッチコピーは「日本を原風景に、とけこもう。」。聖さんが考える原風景とは何かを聞くと、こんな答えが返ってきました。
宮﨑聖さん
ただ自然があるだけじゃなくて、ちゃんと人がそこで生活できている空間。放置されていない、人の手が入った景色だと思います
川漁師が今もいる四万十川の風景。漁師も観光業者も共存している柏島の島の暮らし。それが、聖さんの言う原風景です。それでも、その風景はどんどん減っていると話します。
宮﨑聖さん
やる気があって来てくれたら、林業でも柏島でも、絶対成長できると思うので。ぜひ来てほしいなと思います
遠くまで来る価値が、きっとあります。
宮﨑さんは、四万十で生まれ育ち、ずっとここで自然と向き合ってきた人です。その背中を見ながら過ごす10日間は、自然体験というよりも、「本物の暮らし」に触れる時間です。

四万十林業コースは、修了証が取れる本格的な内容。柏島コースは、日本有数の海の豊かさの中で、現場の仕事を体で覚える体験です。どちらのコースも、参加者自身が変わる実感を持って帰れるはずです。
「やるぞ」という気持ちがあれば、あとは来てみてください。聖さんが、ちゃんと待っています。
体験記
- 四万十川 体験記
学びの多かった10日間
- 四万十川 体験記
鍋敷き作りと楽しい食事!!
- 四万十川 体験記
今までの集大成!!
参加者の声
匿名希望(2023年GW日程)
小野梓さん(2012春日程)
湯葉こんにゃくさん【大学3年生・初参加】
K.H.さん(2023春日程)
アクセス情報
● 飛行機(高知龍馬空港)利用
1,ご自宅 → 高知龍馬空港
- 東京(羽田)から:ANA、JAL
- 東京(成田)から:ジェットスター
- 大阪(伊丹)から:ANA
- 神戸から:富士ドリームエアラインズ
- 福岡から:JAL
- 名古屋(小牧)から:富士ドリームエアラインズ
2,高知龍馬空港 → JR高知駅
- とさでん交通空港連絡バス【約40分】
3,JR高知駅 → 土佐くろしお鉄道中村駅
- 土讃線特急【約1時間40分】
到着
● 高速バス利用
京都、大阪、神戸 → JR中村駅
- しまんとブルーライナー(京都線)【前夜に出発し、翌日6:55到着】
到着
宿泊施設について
柏島コース
柏島にある古民家に宿泊します。男女別の相部屋となります。
四万十林業コース

活動期間中は、世話人の自宅兼民宿(管理人あり)に宿泊します。
男女別の相部屋を基本とした、シンプルで清潔な滞在環境で、寝具・エアコン・薪ストーブ・浴室・洗濯機・ヘアドライヤー・ハンガーなど、生活に必要な設備は揃っています。
食事は自炊が基本で、共有キッチンを利用します。なお、食材や調味料は世話人と一緒に買い出しに行きます。
近隣には、自動販売機以外の商業施設はございませんが、沈下橋があります。Wi-Fi、各通信キャリアの電波状況は弱めですので、デジタルデトックスするつもりでどうぞ。
よくある質問
初心者・未経験でも参加できますか?
できます。
ECOFFは、経験よりも「やってみたい」という気持ちを大切にしています。多くの参加者が未経験からのスタートです。
参加に年齢制限はありますか?
主に大学生・若者世代を対象としていますが、プログラムによっては社会人の参加も可能です。
※詳細は各募集ページをご確認ください。
参加費には何が含まれますか?
宿泊費・食費・プログラム運営費などが含まれます。
交通費は原則自己負担です。
友達と一緒に参加できますか?
可能です。
ただし、参加可否はそれぞれ個別に判断されます。
何日間参加する必要がありますか?
コースごとに異なります。
数日〜2週間まで幅があります。
途中参加・途中退出はできますか?
原則できません。
プログラムは全期間参加を前提に設計されています。
持ち物や服装はどんなものが必要ですか?
作業しやすい服装・汚れてもよい靴が基本です。
詳細な持ち物についてご質問やご不明点がある場合は、参加確定後にご案内するLINEグループでご相談ください。