焼尻島に来て3日。今日はA日程でのメインイベント焼尻めん羊祭りのイベントスタッフとしての仕事をした。年に一度、行われる島のお祭りは一番の盛り上がりを見せると前々から聞いていたが、想像以上だった。正直ボランティアに参加するまで焼尻島のことを知らなかった自分からすると、これほど多くの人を引き寄せる島だといまいち実感できていなかったからだ。実際に訪れる方の人数や期待に胸を膨らませてフェリーから降りる姿を見て、口頭で説明されていた島の魅力を肌で体感できたような気がする。具体的な仕事としては会場で行われる炭火台の炭を交換するというものだった。体力的にもハードな仕事内容だったとは思うが、生憎の天気だったこともあり、さらに厳しいものだったように感じた。しかし、それ故にスタッフ同士の協力が求められた為、島民や羽幌の方とコミュニケーションを密にとって仕事に取り組む事ができた。印象的だったのは、挨拶をした他のスタッフの方の多くに「ECOFFの人だよね」と認知されていたことだ。私は過去数年のECOFFの活動が何十年も住む島民の頭に浮かぶ存在になっていることを感じ、続けることが重要なのだと再認識した。明日以降は島も少しずつ落ち着くということなので、余裕を持って仕事に取り組みたい。