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島とあなたの心をつなぐ案内人

岡田尚也さんの村おこしボランティア

中之島

募集情報

村おこしボランティア【中之島コース】

  • 参加者層:大学生を中心としたプログラムです
    未成年者や社会人の方はご参加いただけません
  • 募集日程
    • 夏日程:2026年8月10日(月)〜2026年8月19日(水) 【9泊10日】
  • 参加形態:少人数制(1〜3名程度)
    はじめての方・1人参加がほとんどです。
    人数に関わらず実施され、事前相談は早めにエントリーされた方から行います。
  • 費用:46,900円(リピーターは3,000円引き)
  • スケジュール
    • 初日
      21:00 フェリーとしま待合所で参加者集合
      23:00 鹿児島港から中之島へ出発
      ※ECOFFからの同行スタッフはおりません。事前に作成するLINEグループを使い参加者同士で合流してください。
    • 2日目
      6:00 中之島到着
      午前 オリエンテーション
      午後 島内案内
    • ボランティア中
      地元の農家さんと共に農作業(植え付け、収穫、除草、管理)
      休憩時間などに自然体験(山登り、海遊び等)
    • 最終日
      10:35 中之島から鹿児島港へ出発
      18:20 鹿児島港到着・解散
      ※鹿児島港への到着は遅れる可能性もあるのでご注意ください。鹿児島港から鹿児島空港までは2時間ほどかかります。

※ 参加を確定するものではありません
※ 簡単な確認後、参加可否をご連絡します

秘境の入口で、岡田尚也さんが中之島で見つけた生き方

鹿児島県十島村、中之島。「日本最後の秘境」と呼ばれるこの島に、東京出身の岡田尚也(おかだ・なおや)さんはいます。

2020年に地域おこし協力隊として移住し、2026年で6年(インタビュー時)。先輩移住者と立ち上げた「株式会社トカラnanairo」の仲間として、島ラッキョウやパッションフルーツを育てながら、島の人たちとともに暮らしています。

村おこしボランティア【中之島コース】は、そんな岡田さんの農場に飛び込む体験です。農業がしたいというより、人と関わりたいと笑いながら語る岡田さんの言葉が、この島のことを教えてくれます。

下町の惣菜屋から、アフリカの農村へ

岡田さんの食への原点は、祖父母が営んでいた下町の惣菜屋さんにあります。

食材が料理に変わっていく様子が、幼いころの岡田さんには魔法のように見えました。その感覚が、東京農工大学の農学部を選ばせ、やがて農業への関心へとつながっていきます。

ただ、研究室に配属されてからは、少し違和感があったといいます。

「植物の病原菌の遺伝子解析みたいなことをしていて、知りたい欲は満たされるかもしれないけれど、それがじゃあどう役に立つのか、農家さんにどう役立つのかってすごく遠かったんですよ」

そこで就職したのがローソンでした。店長として、売り場と向き合い、お客さんの顔が見える仕事をしていた。でも数字を追う仕事に変わっていく中で、農業も遠いなと感じるようになっていきます。

転機になったのは、電車の中で見かけたJICA海外協力隊の広告でした。「楽しそうだな」というくらいの気持ちで応募し、アフリカ・モザンビークへ。

モザンビークで活躍する岡田さん

現地では、最初は価値観のぶつかり合いに苦労しました。バカにされることもありました。それでも、一度立ち止まって「自分が独りよがりだったな」と気づいてから、関係性が変わっていきます

岡田尚也さん

岡田尚也さん

最も嫌っていた同僚が、最終的には一緒に活動して僕に興味を持ってくれる存在になったんですよね

どんなに文化が違っても、心が動く瞬間は同じかもしれない。そう思えたことが、岡田さんを変えました。帰国後の研修で十島村と出会い、移住を決めたのは、その経験があったからだと思います。

人が好き、だから中之島にいる──島のリアルと、6年間で見えてきたこと

岡田さんが「ここが好きだ」と思う理由は、やっぱり「人」だといいます。

「中之島の方はシャイで、最初は遠目に見てたりするんですけど、繋がるとすごく温かいです」

株式会社トカラnanairoでは、島ラッキョウ、パッションフルーツ、バナナなどを生産・販売しています。加工品づくりにも力を入れ、1年を通じた売り上げをつくっています。

先輩移住者である埜口さんと

ただ、自分たちの活動が島全体に根付いているのか、もっとみんなを巻き込めないかというのは、今もぐるぐると考えていることだといいます。

若い人が来ると、島に新しい風が起きます。ECOFFで来た参加者が小学校の農業授業に関わり、東京から来た大学生として子どもたちに新しい道を見せた、そんなことも実際に起きていました。

「あの子ってどんな感じ?」と聞いてくれる島──ECOFFへの期待

岡田尚也さん

岡田尚也さん

島の方は内心すごく気にしてくれていて、『あの子ってどんな感じで来たの?』って聞いてくれたりしますから、やっぱり島に新しい風を起こす存在にはなっていると思いますね

ECOFFを通じて若い人が来ることを、島の方たちは知っています。

来た子のことを、島の大人たちはちゃんと気にしていて、温かく見守っています。

温泉で島の婦人の方と仲良くなって料理を教えてもらったという参加者もいました。そういうコミュニケーションが、島のいいところを体で感じさせてくれます。

岡田さんが大切にしているのは、「まず聞いてみる」姿勢です。

自分の思いを持ち込みすぎても孤立してしまう。関係性を築いてから、初めて「それいいね」と言ってもらえる。モザンビークで学んだことは、中之島でも、ECOFFで来た参加者に対しても、同じように活きています。

来てくれる参加者に対しても、押しつけよりも受け取ること。まず聞いてみることを、岡田さんは大切にしています。

なんでも楽しいですというマインドで

「やっぱり、なんでも楽しいですというマインドでいてくれると嬉しいです」

農作業の中で「これってどうするんですか?」と興味を持って関わってくれる人が、岡田さんは好きです。

積極的に人と関わろうとする姿勢が、島のよさを一番引き出してくれると感じています。それは、農業の知識や体力の問題ではなくて、姿勢の話です。

バナナの植え付けが一番楽しかったと言った学生がいました。重くて大変な作業なのに、岡田さんが説明するバナナの話が面白いから、気づいたら夢中になっていたといいます。

「スーパーで売っているバナナって、ここから来るんだ!」という話が、そのまま旅の記憶になります。

難しく考えなくていいです。ただ、目の前のことに「面白いな」と感じながら動いてくれる人と、一緒にいたいのだと思います。

中之島コースの内容

おおまかなスケジュール

〜8:30 起床・朝食(各自自炊)
8:30〜12:00 午前の農作業(外作業中心)
12:00〜 昼食準備・休憩
午後 休憩または加工品作業(夏は暑いので無理せず)
17:00〜 夕方の作業・または温泉へ(春:5時過ぎ終了→6時入浴)
19:00〜 夕食準備・自由時間

中日には海や集落の見学、御岳(979m)登山なども予定しています。

季節ごとの農作業内容

春(2〜4月ごろ)

島ラッキョウの収穫・出荷調整

バナナの植え付け

パッションフルーツの株整理

加工作業(通年実施)

夏(7〜9月ごろ)

パッションフルーツの収穫・調整(タイミング次第では片付け)

バナナの収穫・葉の整理・草取り

島ラッキョウに向けての畑準備(竹の除去・トラクター作業など)

加工作業(通年実施)

持ち物

農作業に必ず必要なもの(必携)

作業しやすい服(汚れてもいい長袖・長ズボン)
長靴
軍手
帽子
タオル
虫除けスプレー(ブヨに注意)
マイボトル・冷却グッズ(首に巻くタオルなど熱中症対策に)
日焼け止め

あると便利なもの
きれいめの服(島の行事や卒業式などに参加する可能性があります)
ドライヤー(貸し出し可能)

宿泊・食事

宿泊:開発センター(公共施設)

洋室のユニットバス・トイレ付き個室が基本(人数によっては和室の相部屋になる場合あり)
シャワー使用可(大浴場は現在休止中)

食事:自炊(共同キッチン)

調理器具・電子レンジ・ガスコンロ・鍋・やかん完備
飲食店がないため基本は3食自炊
岡田さんと一緒に作ることもあります
食材は岡田さんが準備

顔が見える生活が、ここにはある──参加を迷っているあなたへ

台風のあと、中之島の温泉の屋根が飛びました。

誰が呼びかけるわけでもなく、東区も西区も関係なく、みんなが集まってきた。

材料がないから、まずブルーシートで応急処置。婦人の方たちはその間にお昼ご飯を作ってくれて、みんなで食べた。

岡田尚也さん

岡田尚也さん

顔が見える生活といいますか、誰がこれをしてくれているかわかる、この人に頼めばこれができるという、人と人が支え合っている生活。それが都会では失われていく部分で、この島の中にはまだある。それが原風景なんじゃないかなと思います

原風景というのは、遠くにあるものではないのかもしれません。誰かと一緒に汗をかいて、一緒にご飯を食べて、ありがとうと言い合える。その積み重ねのことだと思います。

中之島に来ることは、船や航空便の都合でなかなか予定通りにはならない島です。来られない人は何回挑戦しても来られないこともある。だから、来られること自体が、すでに「運」を持っている証拠だと岡田さんは言います。

もし迷っているなら、その「運」を信じてみてください。きっと、経験したことのない温かさに出会えると思います。

岡田さんが語る「まず聞いてみる」姿勢は、参加する方々にも同じように向けられています。農業の知識や体力に不安がある方も、人と関わろうとする気持ちさえあれば、中之島の暮らしにとけこんでいけると思います。

よくある質問(FAQ)

Q. 農業やボランティアの経験がなくても、本当に大丈夫ですか?
A. 大丈夫です。岡田さんは「休憩を取りながらやるので大丈夫」とはっきり言います。これまで来た学生も、初めての農作業でバナナの植え付けに夢中になった方もいます。熱中症で体調を崩した参加者は今のところいないとのこと。「楽しいですというマインド」で来てくれれば、それで十分です。

Q. ひとりで参加する学生は多いですか?
A. ECOFFのコースは、一人で参加する学生がほとんどです。中之島でも、一人で来て島の人と自然に仲良くなったエピソードがたくさんあります。温泉で地元の婦人の方と親しくなって料理を教えてもらった学生もいます。

体験記

参加者の声

宿泊施設について

宿泊先は公共施設である「開発センター」を利用します。

お部屋は洋室のユニットバス・トイレ付き個室が基本ですが、人数により和室の相部屋となる場合もございます。

館内の大浴場は現在休止中のため、島内の温泉またはシャワーをご利用ください。

食事は飲食店がないため、基本は共同キッチンでの自炊となります。調理器具や食器類は一式完備しており、食材は岡田さんが準備します。

時には岡田さんと一緒に料理をすることもありますので、ぜひ島の食材を囲む時間も楽しんでください。

よくある質問

できます。

ECOFFは、経験よりも「やってみたい」という気持ちを大切にしています。多くの参加者が未経験からのスタートです。

主に大学生・若者世代を対象としていますが、プログラムによっては社会人の参加も可能です。

※詳細は各募集ページをご確認ください。

宿泊費・食費・プログラム運営費などが含まれます。

交通費は原則自己負担です。

可能です。

ただし、参加可否はそれぞれ個別に判断されます。

コースごとに異なります。

数日〜2週間まで幅があります。

原則できません。

プログラムは全期間参加を前提に設計されています。

作業しやすい服装・汚れてもよい靴が基本です。

詳細な持ち物についてご質問やご不明点がある場合は、参加確定後にご案内するLINEグループでご相談ください。

参加を検討している日程を選択してください

※この時点では正式な申込みではありません。
※内容を確認のうえ、事務局または世話人からご連絡します。