そっと見守ってくれながらも、困ったときにはすぐ手を差し出してくれる人
男鹿きみこさんの村おこしボランティア
太田町
募集情報
村おこしボランティア【太田町コース】
- 参加者層:大学生を中心としたプログラムです
世話人の希望により、高校生から20代前後まで参加可能な場合があります。 - 募集日程
- 夏日程:2026年8月15日(土)〜2026年8月24日(月) 【9泊10日】
- 参加形態:少人数制(1〜4名程度)
はじめての方・1人参加がほとんどです。
人数に関わらず実施され、事前相談は早めにエントリーされた方から行います。 - 費用:46,900円(リピーターは3,000円引き)
参加費には滞在中の食材費・保険などが含まれます。
現地までの往復交通費は含まれません。 - スケジュール
- 初日
- 「横沢車庫前」(角館・六郷線/羽後交通または、長信田線/大仙市コミュニティバス)に集合
- 集合時間はバスの到着時間(各路線1日3本ほど)ならどの時間でもOKです。
- 全員集合後、オリエンテーション
- ボランティア中
- 地元の農家さんのお手伝い
- 薪割り
- リフォームの手伝い
- 温泉の大掃除 など
- 最終日
- 午前 片付け/地域の方への挨拶
- 午後 解散
- 初日
花火が日常に溶ける町で、人と出会い、自分を広げる旅へ
秋田県大仙市太田町で暮らす男鹿きみこ(おが・きみこ)さんは、広大な水田地帯と花火の煙がただよう地域で、「自分たちが住み続けたい地域は、みんなが住みたくなる」という信念のもと、地域づくりに取り組んでいます。

村おこしボランティア【太田町コース】では、参加者とともに農作業や地域イベントのサポートを行い、都会では決して出会えない”田舎の人間らしさ”を体験してもらう予定です。
日替わりで違う表情を見せる景色が自慢の太田町
太田町は秋田県の内陸、奥羽山脈の西側に位置しています。東に山、西に広大な平野。そのコントラストが、この地特有の景色を生み出しています。
秋田というと山深い場所のイメージを持つ方が多いかもしれませんが、米どころだけあって平らな土地が広がっています。

特に田植えの季節、水が張られた水田が空を映す光景は、まるでボリビアのウユニ塩湖のよう。この絶景が見られるのは、わずか1週間ほどだといいます。
夕焼けも絶品で、空が広い分だけ色が広がります。夜は明かりが少ないため、肉眼で天の川が見えるほどの星空が広がります。
男鹿きみこさん
秋田って山の中のイメージがあるかもしれないけど、意外と平らなんです。米どころなので平らなところがいっぱいあって。水田に水が入ると、ウユニ塩湖みたいに反射して綺麗なんですよ。肉眼で天の川が見えるところです
そして、何より個性的なのが「花火」です。大仙市は全国的に知られる「大曲の花火」のお膝元であり、大仙市には花火屋さんが4軒あります。

試し打ちや卒業式の祝砲が日常的に上がるこの町では、花火大会でもないのに夜空に大輪が咲くことがあります。地元の人は誰も振り向かないという、その光景がまた絶妙です。
関東の花火大会のように人波に押されることもなく、職人さんが打ち上げる花火をすぐ近くで眺められる体験は、参加者にもれなく喜ばれているといいます。
馬を求めて、岐阜から秋田へ。すべての縁をつないだのは、馬だった
男鹿さんの出身は岐阜県瑞浪市。大学進学を機に秋田県へ渡り、そのままこの地に根を張ることになりました。そのきっかけはあまりにも純粋で、少しだけ笑えるものでした。
男鹿きみこさん
『暴れん坊将軍』の影響かな(笑)。気づいたら馬が好きだったんです
思えば、小学校の家庭科のエプロンで選んだ柄は馬。高校では下校途中にある乗馬クラブに通い始め、大学でも馬術部へ。馬を追い求めるうちに北海道の生産牧場を経て、結婚を機に秋田県大仙市太田町へと移り住みました。

太田町でも最盛期には7〜8頭の馬・ポニーを飼育し、障害のある子どもたちへのホースセラピーや乗馬体験、馬の堆肥を使った野菜栽培と環境教育など、馬から派生する活動を次々と展開しました。馬は、ただの動物ではなく、地域と人をつなぐ媒介でもあったのです。
今は諸事情で自ら馬を飼うことはなくなりましたが、馬のいるイベントに呼ばれれば「はーい」と駆けつけます。福島・相馬の「野馬追祭り」にも足を運ぶなど、馬との縁は今も途切れることなく続いています。
「オレだどもいたか」秋田弁と屋号が彩る太田町の日常
移住してからしばらく、男鹿さんを最も困らせたのは「言葉」でした。年配の方の秋田弁は、知らない単語が続出するうえに、電話越しでは特に聞き取るのが大変だったといいます。
男鹿きみこさん
電話で『俺だどもいたか』ってかかってくるんです。名前を聞いても『商左衛門の家だども』って屋号で答えが返ってきて。何百年も前のご先祖の名前が今も呼び名として生きているんですよね。農協でも『男鹿ですけど』と名乗ったら『ハチミツの男鹿さん? キノコの男鹿さん?』って。『いや、馬の……』って(笑)
男鹿という名字の由来も面白いものです。男鹿半島からやってきた3人の漁師兄弟がそれぞれ「男鹿」を名乗ったことに端を発し、今では元の名字が違う家どうしが同じ「男鹿」を名乗って親戚として繋がっているのだといいます。屋号が名字になった、太田町ならではの歴史の重みです。

こういった文化的な驚きも、太田町コースに参加すると体験することになるかもしれません。ただ、安心していただきたいのは、コースで訪れる場所には移住者や地域活動者が多く、激しい秋田弁が飛び交う場面はそこまで多くないこと。
むしろ本場の秋田弁を聴けるのは、夜に立ち寄る公衆温泉のサウナの中、というのがもっぱらの評判です。
課題は「はっきり物が言えない」お国気質。でも、確かに変わりつつある
太田町の課題についても、男鹿さんは正直に話してくれました。表立って意見を言うことをよしとしない風潮が残っており、「はっきり物が言えない」と感じることがあるといいます。しかしその一方で、変化の手応えも感じています。

大仙市には近年、都市部での経験を持つUターン者や移住者が増えており、彼らが持ち込む「おしゃれさ」や「発信する文化」が、地域の雰囲気を少しずつ変えてきています。
男鹿きみこさん
よその文化を持ってきた若い人たちがいろんなイベントをおしゃれにして、そこにまた若い人が集まってくる。いい雰囲気になってきていて。自分たちが住み続けたい地域はみんなが住みたくなるよね、というコンセプトで一般社団法人を立ち上げて、ぼちぼちお手伝いしている感じです
大学生が来ること自体が珍しいこの地域では、若い人の姿を見かけるだけで地域のお年寄りが顔をほころばせるといいます。
農家さんの手伝いを受け入れた後、終わってから「誰か来てたんだって?」と聞いてくる地域の方もいるのだとか。遠慮がちで控えめだけど、本当は関わりたくて仕方ない。そういう人たちが、太田町にはたくさんいます。
朝の散歩で、ナスとキュウリを袋いっぱいもらって帰ってきた
これまでの参加者には農業に興味を持つ学生が多く、「いずれは農業をしてみたい」という思いを持つ人が訪れることも珍しくないといいます。聞いてみると意外なほど農業志向の学生が多く、男鹿さん自身も驚いたそうです。

印象的なエピソードを聞くと、こんな話を聞かせてくれました。ある朝、参加者のグループが自発的に散歩に出かけ、帰ってきたらスーパーの袋にナスとキュウリをそれぞれ一袋ずつ持ち帰ってきたのだそうです。道中、農家の方と自然に言葉を交わし、気づけばたっぷりのお野菜をもらって帰ってきたのでしょう。
男鹿きみこさん
自分たちで散歩に行くことを決めて、自分たちでコミュニケーション取って、交流した結果のギフトをもらって帰ってくる。これぞECOFFっぽい関わり方だなと思って。すごく印象的でしたね
プログラムで決められた活動の外側にこそ、本当の体験が宿ります。男鹿さんはそれを大切にしています。
また、参加者の変化についても「1日目、2日目と、3日目以降では全然雰囲気が違ってくる。3日目を過ぎるともう本当にあっという間で、”あれ、もう明日帰るんだ”ってなる。

一日中、家族でもない人と一緒にいることってなかなかないですよね。みんな仲良くなりますよ」と話してくれました。
「困ったら言ってください」放任だけど、ちゃんといる
男鹿さんの参加者への接し方は「放任主義」だといいます。ただし、それは突き放すということではありません。車での送り迎えの際に自然と会話が生まれ、困ったことがあれば「わかった」と言って喜んで手伝ってくれます。
男鹿きみこさん
問題がなければ好きなようにやってください、というスタンスです。困ったと言われなければ放っておく感じですが、言われれば喜んで手伝います。しんどい時はしんどいって言ってもらうのが一番いいですね。みんな『ちょうどいい』はそれぞれ違いますから、遠慮せずに調整することが大事だと思っています
トマト、薪割り、そして圧巻の花火
太田町コースでは、大規模農業の現場から地域のイベント運営まで、多岐にわたる活動を予定しています。
夏のコースの体験をのぞいてみよう

太田町コースでは、農家さんのお手伝いが活動の中心です。近年はトマト農家や果樹園での作業、観賞用イネの収穫・天日干しなどがメインになっています。

農作業は日によって内容が変わるため、行ってみてからのお楽しみな部分もあります。
農業以外では、薪ストーブ用の薪割り(2〜3日ほど)、「ナイトマーケット」や「縁日」など地域の夜イベントのサポートなどがあります。

ナイトマーケットは地元の花火大会に合わせて開催されており、お手伝いの締めくくりには花火が打ち上がるというぜいたくな時間が待っています。
1日のスケジュールのめやす
- 8:30〜9:00:活動場所へ出発(車での送迎)
- 午前〜午後:農作業・薪割り・イベントサポートなど
- 15:00〜16:00頃:作業終了
- 夕方:近隣の温泉へ(複数カ所を巡ることも)
- 夜:自炊または外食
ナイトマーケットのお手伝いがある日は10時頃に出発し、夜遅くまでの長丁場になります。ただし、ずっと動き続けるわけではなく、半分はイベントを楽しむ側として過ごせます。
お休みの日

休日には車で約1時間の「田沢湖」へ行くことが多いです。日本一の深さを誇る湖で、夏は遊泳場としても賑わい、サップやアヒルボートも楽しめます。
さらに奥には「乳頭温泉郷」という秘境の湯治場があり、茅葺き屋根の建物が残る昔ながらの温泉宿で、日常から完全に切り離された時間を過ごせます。
宿泊・食事について

宿泊は男鹿さん宅での民泊(男女別の相部屋)です。Wi-Fiも完備されています。食事は参加費の中から食材費を渡し、参加者自身でスーパーやコンビニに買い出しに行くスタイルです。
ただし、薪割りやナイトマーケットのお手伝いをする日はお昼や夕食を出してもらえることも多く、食事の心配はそこまで必要ありません。農家さんのところに出向く際はおにぎりを持参して、一緒に食べる場を作ってもらえることもあります。
周辺環境について
「田舎なのに便利」というのが太田町の正直なところです。宿泊施設から1キロ以内にコンビニ・役所・ホームセンター・ドラッグストアがあり、少し歩けばスーパーも。
個人商店のお肉屋さん・パン屋さん・地元野菜の直売所もあります。建物のすぐ裏からは田んぼが広がる、”街の便利さと田舎の景色がギリギリ同居した場所”。それが太田町です。
温泉について
活動後は地域の公衆温泉へ。農作業などで疲れた体を温泉が芯から癒してくれます。「温泉のおかげで疲れずにいられた」「肌が綺麗になって帰った」という声が毎回寄せられるほどで、その効果は折り紙つきです。
コース中に4〜5カ所の温泉を巡ることになる場合もあるほどで、”温泉めぐり”という副次的な楽しみもあります。お手伝いで帰りが夜遅くなった日だけは、宿のシャワーを利用します。
持ち物チェックリスト
必須:帽子・長靴(現地で貸し出しも可能)・作業用手袋(ゴム付きのぴったりしたもの。軍手は土でドロドロになりやすいのでおすすめしません。現地のドラッグストアでも購入できます)
服装:汚れてもいい服・パンツ(泥がつく作業あり。ツルツル素材のシャカシャカ系が◎。捨ててもいいものを持参するのがベストです)・薄手の上着(お盆明けは夜に冷えることがあります)
農家さんが「そんな格好で来たら汚れちゃうよ」と心配してしまうので、”いいもの”はなるべく持ってこないでください。汚れてナンボ、の精神でどうぞ。
「日本の原風景」とは、景色ではなく、人のことだと思う
インタビューの最後に、ECOFFのテーマである「日本の原風景を、未来に残す。」について聞いてみました。男鹿さんは少し間を置いて、静かに答えてくれました。

「やっぱり『人』ですかね。景色的なものを残すのは正直限界があって。うちのすぐ西側の家も先週、屋敷林を切ってしまって。昔から風よけのために家の周りに木を植えていたんですけど、管理できなくなって。止めることはできない。だから残るのは、そこにいる人だと思います。おせっかいだけど、古臭いけど、本当は喋りたくて仕方ないじいじ、ばあばたち。都会に出たけど戻ってきた人たち。この地が好きで帰ってきた人たちが、ここに確かにいる。それが原風景だと思っています。」
「散居村(さんきょそん)」と呼ばれる、田んぼの中に家が点在する太田町の風景は、屋敷林が失われるにつれて少しずつ変わっていっているかもしれません。でも、そこに生きる人の温かさは、まだ確かに残っています。
自由に来て、自由に体験を掴みに行ってほしい
「自由にやっていただいて大丈夫なところです。ただ、自分たちでその体験を掴みに行かないと、いろんな体験はできなくて。活動の時間以外の時間を有効活用して、地域のじいじ、ばあばたちを構いに行って、それを楽しめるような体験をしてもらいたいなと思います。」
疲れたら「疲れた」と言えばいい。しんどい時は「しんどい」と言えばいい。無理に何かをしなくていい。ただ、自分から扉を開けてみることだけを、男鹿さんは願っています。

扉の向こうには、袋いっぱいのナスとキュウリを持たせてくれるおじいちゃんがいるかもしれません。試し打ちの花火が夜空を切り裂く瞬間があるかもしれません。温泉のサウナで、まったく聞き取れない秋田弁の会話に圧倒されるかもしれません。それがきっと、あなたにとっての太田町になります。
「全ては馬でできている」という自己紹介から始まった男鹿さんとのインタビュー。気づけばウユニ塩湖のような水田風景、馬のこと、屋敷林の話まで、太田町という土地のレイヤーを一枚一枚めくるような時間になりました。

男鹿さんが大切にしているのは、「プログラムの外側」にある体験です。決められた作業をこなすだけでなく、自分から地域に踏み込み、人と話し、日常に混じっていく。そんな能動的な姿勢を持つ方を、太田町は静かに待っています。
農業に興味がある方はもちろん、「田舎の人って実際どんな人なんだろう?」という素朴な好奇心を持つ方にも、ぜひこのコースをおすすめしたいと思います。花火と温泉と美味しい野菜と天の川が、あなたを待っています。
村おこしボランティア【太田町コース】
※この時点では正式な申込みではありません。
※内容を確認のうえ、事務局または世話人からご連絡します。
体験記
- 秋田県太田町 体験記
人の温かさと優しさに包まれた10日間🍀
- 秋田県太田町 体験記
優しさと活気あふれる空間
- 秋田県太田町 体験記
秋田を満喫したオフ日!!
参加者の声
匿名希望(2023夏日程)
N.M.さん(2022年夏日程)
匿名希望(2022年春日程)
M.A.さん(2019春日程)
アクセス情報
現地集合・現地解散です。
「横沢車庫前」(角館・六郷線/羽後交通または、長信田線/大仙市コミュニティバス)までお越しください。
ご不明点がございましたら、ECOFFの公式LINEまたは、お申し込み完了後に招待されるLINEグループにご相談ください。
宿泊施設について
宿泊は男鹿さん宅での民泊(男女別の相部屋)です。Wi-Fiも完備されています。食事は参加費の中から食材費を渡し、参加者自身でスーパーやコンビニに買い出しに行きます。
よくある質問
参加を検討している方へ
「自分に向いているのかな」と迷いながら参加される方は、実は少なくありません。
ECOFFには、「地方創生に興味がある」「農業を体験してみたい」という方だけでなく、「何か新しいことを始めたい」「今の自分を少し変えてみたい」という気持ちで参加される方も多くいます。
大切なのは、経験や知識ではなく、「やってみたい」という気持ちです。
もし少しでも気になっているのであれば、その気持ちを大切にしてみてください。不安なことがあれば、事務局が事前にご相談をお受けしますので、お気軽にお問い合わせください。
ECOFFでは、単なる作業体験ではなく、地域で暮らす中で多くの気づきや学びを得ることができます。
普段とは違う環境で生活し、地域の方や全国から集まった参加者と関わることで、自分の価値観を広げるきっかけになります。
「新しいことに挑戦する自信がついた」
「将来について考えるきっかけになった」
「帰ってからもつながる仲間ができた」
という声を多くいただいています。
できます。
ECOFFは、経験や特別なスキルではなく、「地域で暮らしてみたい」「地域の人と関わってみたい」という気持ちを大切にしています。
参加者のほとんどが未経験からのスタートです。地域の方や他の参加者と一緒に生活し、作業をしながら少しずつ学んでいくので、初めての方でも安心して参加できます。
もちろん大丈夫です。
村おこしボランティアは、一人で参加される方が多数派です。
地域の方や他の参加者と共同生活を送りながら活動するため、最初は緊張していても、自然と交流が生まれていきます。
「新しい人と出会いたい」「普段とは違う環境に飛び込みたい」という方にもおすすめのプログラムです。
はい、大丈夫です。
一人で参加される方が多数派で、最初は「馴染めるか不安」と感じる方も少なくありません。
しかし、共同生活や活動を通じて自然と会話する機会が増えていきます。
学校や職場とは違う環境だからこそ、年齢や立場を超えたつながりが生まれることも、ECOFFの魅力の一つです。
もちろん参加できます。
ECOFFのプログラムは、地方創生や地域づくりについて初めて学ぶ方にも、すでに興味や知識がある方にも、それぞれ新しい発見があるように設計されています。
実際には、「何か新しいことをしてみたい」という気持ちで参加される方も多くいらっしゃいます。
知識がなくても大丈夫です。地域で暮らし、地域の方と一緒に過ごす期間そのものが、一番の学びになります。
可能です。
地域づくり、関係人口、農業、環境、地域文化などを学ぶ目的で参加される方もいます。
実際に、卒論や修士論文のテーマにされている方もいらっしゃいます。
ただし、地域での生活や活動への参加がプログラムの中心となるため、調査や研究だけでなく、地域の一員として活動する姿勢を大切にしてください。
村おこしボランティアでは、その時、その地域で本当に必要とされているお手伝いを行います。
農作業や林業、漁業のお手伝い、環境保全活動、地域行事の準備など、活動内容はコースや季節によって異なります。詳しくは各コース紹介ページをご覧ください。
一方で、時間ごとの細かなスケジュールは事前には決まっていません。
現地の方々は、天候や作物の生育状況、その日の地域の出来事に合わせて暮らしています。ECOFFもその暮らしに合わせて活動するため、「今日はこれをする」と当日に決まることも珍しくありません。
予定どおりにいかないこともありますが、偶然出会った人と話が弾んだり、急きょ地域の行事に参加したりと、予定にはなかった出来事こそが、村おこしボランティアの醍醐味でもあります。
旅行のように決められたスケジュールを楽しむのではなく、地域の日常の中に飛び込むこと自体がプログラム、それが村おこしボランティアです。
はい。村おこしボランティアに参加された方には、活動終了後の「ふりかえり」ワークショップを修了された後、デジタル認定証を発行しメールでお送りします。
ふりかえりは、スマートフォンから回答できるフォーム形式で、活動を振り返る大切なプログラムの一部です。
デジタル認定証には、以下の情報が記載されています。
- ご氏名
- 活動期間
- 参加したコース
- 認定日
- 村おこしNPO法人ECOFFの情報(代表者名・住所・電話番号・印鑑・代表理事署名)
- シリアルナンバー
- リファレンスページアクセス用QRコード
※デジタル認定証の保存期間は発行後1ヶ月です。再発行はできませんので、認定証が添付されたメールは大切に保存してください。なお、リファレンスページの内容をPDF形式で保存することも可能です。
本プログラムは、参加人数によって実施内容や受け入れ体制が大きく変わらない少人数設計となっています。
参加者が1名の場合でも、地域の方と一緒に活動するプログラムとして必ず実施されますので、ご安心ください。
なお、参加人数や男女比は、エントリー状況や調整の都合により直前まで変動するため、現時点の情報をもとにご案内することはしていません。
そのため、参加のご判断は「現在の人数」ではなく、「活動内容や地域での過ごし方がご自身に合っているか」を基準にご検討いただくことをおすすめします。
参加条件・お申し込みについて
コースによって異なりますが、主に大学生・若者世代を対象としています。
参加者同士が共同生活を送りながら学び合うプログラムのため、同世代を中心とした募集を行っています。
プログラムによっては未成年や社会人の方も参加できますので、詳しくは本ページ上部の「募集情報」をご確認ください。
コースによって異なりますが、小学生から高校生までの未成年の方でも、ご本人の参加意思と保護者の同意があればご参加いただける場合があります。
対象となる年齢はコースごとに異なりますので、本ページ上部の「募集情報」内の「参加者層」をご確認ください。
なお、未成年の方がお申し込みされる場合は、保護者の同意が必要です。
あります。
未成年の方が安心してご参加いただけるよう、世話人が必要と判断した場合、または参加者や保護者様が希望された場合には、参加者・保護者様・世話人によるオンラインでの三者面談を実施しています。エントリー時には、三者面談が可能な時間帯もお伺いしています。
また、ご希望があれば、参加者と世話人が利用するLINEグループに保護者様もご参加いただけます。現地での連絡や日々のやり取り、共有アルバムなどをご覧いただけるため、お子様の様子を見守りながら安心して送り出していただけます。
保護者の皆様からのご質問やご相談も歓迎しておりますので、ご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせください。
日本語で日常的なコミュニケーションが取れる方であれば参加可能です。
地域での共同生活や活動を行うため、基本的な日本語での意思疎通が必要になります。
これまでにも留学生や外国人の方が参加されたこともございます。
事前にご相談ください。
食物アレルギーや体調面で配慮が必要な場合は、本申込時に必ずお知らせください。
安全に活動できるよう、地域側と確認します。
選考という形ではありませんが、エントリー後に参加可能かどうかを確認しています。
各コースには定員があり、部屋割りや宿泊環境を含めた受入体制の調整が必要な場合があるためです。
参加可能な場合は、事務局より原則3日以内に本申し込みのご案内をお送りします。
3日以内にご案内が届かない場合は、調整に時間がかかっているか、メールアドレスの入力ミス、迷惑メールフォルダへの振り分けなどが考えられます。まずはご確認いただき、見つからない場合は公式LINEよりお問い合わせください。
やむを得ない事情がある場合はキャンセルできます。
ただし、エントリー後は地域側との調整が始まり、本申し込み後は宿泊場所や活動内容などの受入準備が本格化します。
そのため、参加を前提に予定を確保したうえでエントリーいただき、安易なキャンセルはお控えください。
キャンセルを希望される場合は、エントリー後または本申し込み後にお送りするメールに記載された専用フォームよりお手続きください。
エントリー後のキャンセルは可能ですが、参加費のお支払い後は、地域の方が受入準備を進めており、活動に関する諸経費も発生しています。
そのため、参加費のお支払い後のキャンセルについては、以下のキャンセル料を申し受けます。
※キャンセル料の日数は、出発日を基準に計算します。
- 30日前まで:キャンセル料0円(銀行振込手数料を差し引いた金額を返金)
- 29日前〜15日前:参加費の50%
- 14日前〜当日:参加費の100%
■ エントリー・本申し込み後のキャンセルについて
仮エントリー後:キャンセル料はかかりません。
本申し込み後、参加費入金前:キャンセル料はかかりません。
参加費入金後:上記のキャンセル規定が適用されます。
■ 現地都合によるキャンセルの場合
現地側の事情によりキャンセルとなった場合は、銀行振込手数料を差し引いた金額をご返金します。
■ 日程やコース変更について
変更先の日程・コースに空きがあり、冠婚葬祭や学校の予定変更など、やむを得ない事情がある場合は、出発日の2週間前までであれば無料で変更できます。
なお、コースを変更する場合は、改めてエントリーが必要です。地域の方が受入準備を進めているため、やむを得ない事情以外での日程変更やコース変更はお控えください。
■ 悪天候・災害・感染症等による対応について
フェリー欠航、悪天候、災害、感染症の流行などによる対応については、以下をご確認ください。
原則できません。
ECOFFのプログラムは、地域での共同生活や参加者同士の交流を大切にしているため、全期間参加を前提に設計されています。
活動前の準備、現地での活動期間、活動後のふりかえりまで、すべてを含めてプログラムの一部です。
やむを得ない事情がある場合は、事前に事務局へご相談ください。
参加を希望するコースであれば、複数のコースにエントリーしていただいて構いません。ただし、日程が重複するコースへの同時エントリーはご遠慮ください。
同じ日程で複数のコースにエントリーされると、受入調整やキャンセル待ちのご案内に影響が出るため、確認された場合はすべてのエントリーを取り消す場合があります。
なお、キャンセル待ちの場合は例外です。参加できるかどうかが未確定のため、日程が重複する他コースへエントリーしていただいて構いません。
ただし、いずれかのコースへの参加が決定した時点で、同日程のキャンセル待ちは自動的に無効となります。
キャンセルが出た場合は、キャンセル待ちの方全員へメールでご案内します。
参加をご希望の場合は、指定された期限(通常3日以内)までにご返信ください。希望者が空き枠を上回る場合は、キャンセル待ちへエントリーされた順にご案内します。
キャンセル待ちは出発日の約1週間前まで有効です。それまでに空きが出なかった場合は、今回はご参加いただけません。
なお、日程が重複する他のコースへの参加が決まった方は、キャンセル待ちの対象外となります。
費用・交通について
参加費には、滞在中の食材費・保険・プログラム運営費などが含まれます。地域にとけこんで暮らすために必要となる基本的な費用は、参加費に含まれています。
宿泊は、受入先のご協力により無料でご利用いただけます。
現地までの往復交通費は自己負担となりますが、現地集合後は、お土産代や嗜好品の購入、自由時間の観光など個人的な支出を除き、基本的に追加でお支払いいただく費用はありません。
参加費の詳細については、こちらのページからご覧いただけます。
個人的な支出分をご準備ください。
参加費には滞在中の基本的な食材費などが含まれているため、現地で必要となる主な費用は、お土産代、嗜好品、自由時間の観光費用などです。
金額は過ごし方によって異なりますが、余裕を持ってご準備ください。
現地までの往復交通手段は、参加者ご自身で手配していただきます。
多くのコースはアクセス方法が複雑です。現地の生活のリアルを感じることができるため、ECOFFでは交通の手配もプログラムの一部と捉えています。
基本的には、旅行へ行く場合と同じように、集合時間に間に合うように往路・復路の交通手段をご予約ください。
なお、コースによって集合時間や解散時間、利用できる交通手段が異なります。詳細は各コースページをご確認ください。
参加確定後は、参加者向けLINEグループでも集合方法などをご案内します。
※夏休みや繁忙期は飛行機やフェリーが早く満席になる場合があります。参加が確定したら、早めの予約をおすすめします。
離島で実施するコースでは、天候や交通事情によってフェリーや飛行機が欠航し、予定通り移動できない場合があります。
その場合は、安全を最優先に、地域や事務局と連携しながら対応します。
悪天候・災害時の対応や参加費の取り扱いについては、以下をご確認ください。
ECOFFでは、参加者の皆様に安心して活動していただけるよう、損害保険ジャパン株式会社の国内総合旅行保険に加入しています。
保険プランは活動日数に応じて異なり、以下のいずれかが適用されます。
- 1泊2日まで:DA4
- 3泊4日まで:DB4
- 6泊7日まで:DC4
- 13泊14日まで:DD4
一般的なボランティア保険は活動中のみ補償対象となるものが多い一方、ECOFFでは活動だけでなく、プログラム期間全体を対象とした国内総合旅行保険を採用しています。
補償内容の詳細は、以下のパンフレットをご確認ください。ご自身の参加日数に対応するプラン(DA4・DB4・DC4・DD4)のページをご覧ください。
共同生活について
作業しやすい服装・汚れてもよい靴が基本です。
農作業や地域活動を行うことが多いため、動きやすく、汚れてもよい服装をご用意ください。特別な道具や専門的な装備は必要ありません。
長袖・長ズボンであれば、新しく購入する必要はありません。高校時代のジャージや着古した服など、汚れても気にならないものがおすすめです。
詳細な持ち物や服装についてご不明点があれば、参加確定後にご案内するLINEグループでお気軽にご相談ください。
はい、参加できます。料理経験は必要ありません。
滞在中は、参加者同士で協力しながら食事の準備を行います。料理が得意な方も、初めて挑戦する方も、それぞれできることを分担しながら共同生活を行います。
ただし、滞在をより楽しむためにも、事前にお米の炊き方やお味噌汁の作り方、簡単な料理を1つでも練習しておくことをおすすめします。
多くのコースでは洗濯が可能です。
そのため、日数分の着替えを無理に準備する必要はありません。
ただし、洗濯環境はコースや宿泊場所によって異なります。また、参加者数が多かったり、雨や曇りの日が続いたりすると、思うように洗濯ができない場合があります。
特に作業着やタオル類は、速乾性のものが多めにあると便利です。
コースによって異なりますが、多くの場合、期間中に1〜2日程度の休息日や、地域を知るための観光・交流の時間があります。
また、早朝や昼休憩、夕食後などの空き時間を活用して、それぞれ自由に過ごされる参加者もいらっしゃいます。
基本的にはチームで行動しますが、一人で散歩をしたり、読書をしたり、ランニングを楽しんだりと、自由時間の過ごし方は人それぞれです。
もし一人で過ごす時間が必要な場合は、遠慮なく世話人へご相談ください。
ほとんどのコースで携帯電話の電波は利用できます。
ただし、離島や山間部では電波が弱かったり、通信速度が遅かったりする場合があります。Wi-Fiの有無も宿泊施設によって異なります。
せっかくの非日常ですので、スマートフォンを少し脇に置いて、地域の方との会話や自然の中で過ごす時間を楽しんでみてください。
コースによっては、地域の方との懇親会などでお酒が提供される場合があります。
もちろん、飲酒は20歳以上の方のみです。また、飲酒を勧められたり、無理に飲まされたりすることはありませんので、お酒が苦手な方や飲まれない方も安心してご参加ください。
生活リズムはコースや季節によって異なり、基本的には地域の暮らしや活動スケジュールに合わせて生活します。
例えば、夏は暑さを避けるため早朝から活動し、昼間は長めに休憩を取ることがあります。一方、冬は日の出や気温に合わせて、比較的ゆっくり活動を始めるコースもあります。
多少の雨であれば活動を行うこともありますが、悪天候の場合は屋内でできる作業や地域の方との交流など、その日の状況に応じたプログラムに変更します。
天候によって予定どおりにいかないこともありますが、そんな時だからこそ、地域の方のお話を聞いたり、参加者同士でゆっくり交流したりと、普段とは違った時間を過ごせることもあります。
体調が悪くなった場合は、無理をせず、すぐに世話人へお知らせください。
地域の医療機関と連携し、必要に応じて受診などの対応を行います。離島や山間部では医療体制が都市部とは異なる場合もありますが、人が暮らしている地域ですので、緊急時の対応体制も整っています。
なお、普段服用している薬や常備薬がある方は、忘れずにご持参ください。
人とのつながりについて
参加者同士で交流する機会があります。
参加確定後、参加者専用のLINEグループをご案内します。事前連絡や持ち物確認などを行いながら、参加者同士で交流することができます。
なお、参加者の人数や年齢層などはエントリー状況により変動するため、事前に確定情報としてお伝えすることはしていません。
あります。
活動中は、作業を一緒に行いながら世話人や地域の方と交流する機会があります。
地域での暮らしや仕事、これまでの人生について話を聞けることも、ECOFFならではの経験です。
心配はいりません。
地域の皆さんは、「一緒に活動しながら地域を知ってほしい」という思いで参加者を迎えてくださっています。
初めてのことばかりで戸惑うのは当然です。分からないことは遠慮せず質問してください。積極的に話しかけることで、地域の方との距離も自然と縮まっていきます。
完璧に作業ができることよりも、地域の方と一緒に過ごし、学ぼうとする姿勢を大切にしています。
はい、あります。
各地域には世話人がおり、活動内容や地域での生活をサポートします。また、参加前には必要な情報を共有し、参加中も困ったことや不安なことがあれば相談できる体制を整えています。
ECOFFでは、ボランティア活動だけでなく、地域の方や参加者同士との交流、共同生活も大切なプログラムの一部です。
初対面の人と一緒に生活する中では、楽しいことだけでなく、慣れない環境に戸惑うこともあるかもしれません。
そこで、村おこしボランティアの参加者は、外部の精神科医によるオンラインカウンセリングサービス「マイシェルパ」を無料で利用できます。
活動に関する悩みだけでなく、日常的な不安や気持ちの整理など、どんなことでも気軽に相談できます。
村おこしボランティア【太田町コース】
※この時点では正式な申込みではありません。
※内容を確認のうえ、事務局または世話人からご連絡します。