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松野健一さん(2019夏日程)

行くまでは「島」「地域」と一括りにして地方創生を考えていたが、今回焼尻島に行ったことで考え方が変わった。それぞれの島の風土や歴史・住民の考え方の違いを汲み取った個々の村おこしの方法を考えなければいけない。焼尻はモズクという名産品とオンコ林やサフォークという観光資源、天売島はウニという名産品と海鳥といった観光資源がある。それをしらないまま一括して「羽幌町」としての地方創生の手法を考えても羽幌本土にしか恩恵が及ばない可能性が多い。また町政が島をないがしろにしているという問題もある。町民も自島の魅力に気づいておらず、諦めの境地に達した結果誇りの空洞化に結び付いていると感じた。まずは自分の住む地域に存在する誇れるモノ(環境・産業・動物・人)を村民が共有し、観光客を呼び込むことで村おこしに繋げ、その先に移住や地方創生があるのではないかと感じた。